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〜 トピックス 2017年 〜
これからあらゆる困難を乗り越え、国民に期待される党づくりに全力を尽くします。
■ ご挨拶回り
いつもにもまして懸命にご挨拶回りを続けています。その中で改めて愕然とします。こんなにも近しい支持者の皆様を惑わせ、混乱させていたのかと。本当に申し訳なく、またそんな状況の中でよくぞあそこまで得票いただいたと。お詫びと感謝の気持ちでいっぱいです。
■ 新体制
小池代表の辞任、玉木新代表の選任により、新体制が発足しました。玉木さんとは同じ香川でずっと一緒にやってきた同士です。まずは安倍政権としっかり対峙し、他の野党との連携を図り、政権の受け皿となる勢力を作り直す。この心意気で政策論議を深め、共に頑張って参ります。
■ 社会保障制度調査会長
新体制のもとで社会保障制度調査会長を務めさせていただくことになりました。これまで民進党で議論してきた尊厳ある生活保障改革、井手英策先生が大切に育まれた理念と政策、これらをしっかりと受け継ぎ、前に進めて参ります。
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たった今、衆議院が解散されました。皆様今期も本当にありがとうございました。
志を再確認し、初心を思い起こし、至らぬ点を深く自省し、全力で頑張ります。どうかご指導ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。
しかし、なぜ今なのか、何のためなのか、理解に苦しみます。
前回が1年11ヵ月、今回が2年9ヶ月、こんなに短期間で選挙を繰り返す国は、戦争時のドイツくらいです。そのたびに国民は一千億円近い税金投入を強いられます。
生活の苦しい学生さんへの奨学金の5倍です。
赤ん坊からお年寄りまで全国民の懐から一人1,000円否応なしに取られることになります。
加えて総理が自分の思惑だけで自由に解散できる国は、もう珍しくなりました。カナダとギリシャと日本くらいです。
今回はこの総理の政治姿勢そのものが大きく問われなければなりません。
野党も様々な思いを抱えながら大同団結に向けて舵を切っています。
消費税、社会保障、教育、国防、様々な争点を議論し、少しでも国民にとって意味のある総選挙になるよう、全力を尽くします。
今日まで裸一貫、志だけで立ち上がった私を、お支えいただき、お育ていただき、本当にありがとうございます。
そのご恩に十分お応え出来ているとは言い難い今の状況を恥じ、自覚し、自省しつつ、誠心誠意取り組みます。
どうぞご指導ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。
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国会閉会中も地元活動、予算委員会、出張調査、政策研究など頑張っております。
■ 閉会中審査 予算委員会
予算委員会に出席しました。安倍総理が殊勝な低姿勢で答弁する姿が印象的でした。よほど支持率の低下がこたえたのでしょう。しかし肝心の加計疑惑については「言ってない」「知らなかった」「記憶がない」「記録がない」でむしろ心象は悪化したのではないでしょうか。
「丁寧に説明する」とは姿勢が低姿勢という意味でなく、記録や証拠、そして記憶を駆使して国民の理解と納得が進むよう説明し、説得するということのはずです。
■ 閉会中の政策
前原さんや井手英策教授を中心とする「尊厳ある生活保障総合調査会」秋の最終報告に向けて、国民負担と生活保障の関係性を整理し準備を進めています。また若手のプロジェクトで人生100年時代の「超長寿社会」を世界に先駆けてどう実現すべきか、合わせて研究しています。
■ 出張調査
九州や東北の豪雨被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。今年の衆議院総務委員会理事会では、7月は熊本地震から一年たった現地を、また8月後半には所管のマイナンバー制度について世界で最も進んでいると言われるエストニアを訪問します。身のある報告をさせていただきたいと思います。
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今期の通常国会を終えました。本当に後味の悪い国会でした。これから地元活動がメインです。しっかり頑張りたいと思います。
■ 通常国会閉会
150日間の通常国会が閉会しました。天皇退位法案を始めとして重要法案が66本成立。このうち52本に賛成しました。
■ 内閣支持率急落
報道各社の世論調査でのきなみ内閣支持率が10%以上下落。ものによっては不支持が逆転しています。森友、加計、共謀罪と会期末の混乱が一因です。一昨年の安保法制のときも同じ現象が見られ、このときはすぐに元に戻りました。
しかし今回は、この政権は「嘘をつく」政権なのではないか、不都合なことを「隠し」「ごまかす」政権なのではないか、そんな感覚が国民の間に芽生えたのではないでしょうか。
「森友や加計に政権は関与しておらず、野党の追求は印象操作しているだけで、まともに調べ、答える必要はない。」「集団的自衛権や駆けつけ警護にリスクはなく日本をもっと平和にする。」「共謀罪がなければ東京オリンピックを開けない。」
しかしそれでも多くの国民にとって、他に選択肢がなく、「我慢して」安倍政権を支持している。私にはそう思わせられる初めての感覚です。
裏腹で、アベノミクス第三の矢は一体どうなったのか?一億総活躍社会は?女性活躍は?地方創生は?そろそろ具体の成果無しに、次々と新たなアドバルーンを上げることは無意味です。
しかし、、それにしても野党です。野党の存在感、期待感、信頼感がこのままでは、、日本の民主主義の発展はありません。間もなく東京都議会議員選挙。国会閉会後ひとつの節目です。
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国会も後半へ入ります。気を引き締めて頑張ります。
■ シリアと北朝鮮
トランプ大統領のシリア攻撃は衝撃でした。オバマとの違いを強調するためなのか、はたまたこの強硬姿勢は今後も不変なのか。トランプと金正恩に共通する過去の指導者との最大の違いは、その行動が予測不可能なことです。これが今後も国際社会の不安と緊張を高めます。好むと好まざるとに関わらず、日本はあらゆる事態を想定し、備えなければなりません。
■ 離党騒動
この期に及んでなお民進党の自爆が続いていることを本当に恥ずかしく、申し訳なく思います。長島さんという有力議員の離党、細野さんの代表代行辞任。それぞれに思惑あってのことと思いますが、瀕死の民進党に更なるダメージが広がったことは間違いありません。
しかし、ここまで来ると思うのです。結局この苦しい時期、長く続く低迷期、耐えられる者しか、耐えられない。残る者しか残らない。なまじっか肉や皮がいびつに付いた民進党。もう一度骨に戻って出直した方が早いのではないかと。
私自身、何のために政治家を志し、何を目指したはずなのか。その基本的立ち位置と方向性だけは見失わずに、日々苦心と辛抱、努力を重ねます。
■ 未来の社会像
先日の民進党大会にて圧巻のスピーチをいただいた、慶應義塾大学、井手教授と前原誠司さん(元国交、外務相)の政策対談が、BS11「報道ライブINsideOUT」にて放送されました。下記リンクよりご覧いただければ幸いです。
・BS11「報道ライブINsideOUT」
https://www.youtube.com/watch?v=V3HAd9QwnLE&feature=share
・井手英策教授、民進党大会スピーチ
https://www.youtube.com/watch?v=fE0jOpOA9IU&t=530s
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予算審議も参議院に移り、これから国会は中盤です。様々な法案を抱えている総務委員会では筆頭理事としてしっかり取り組みます。
■ 党大会での井手先生スピーチ
民進党大会が行われました。来賓として出席された慶應大の井手先生のスピーチは圧巻です。見識、人柄、覚悟。この思想と政策に大きな柱を建て、野党は結集すべきと思います。是非一度お聞きいただき、感想をお聞かせください!
井手英策教授スピーチ動画(約12分間)は こちらからご覧ください。
■ 野党の役割
野党の役割とは一体何なのか。予算委員会では予算の中身そのものよりも、天下りや森友学園問題に焦点が当たりました。長期政権には様々な弊害が出ます。税金の使われ方、国民の財産の処分、これらに野党がしっかりものを言わなければ言う人はいません。政府の横暴と怠慢を戒めるためにも、私は野党の仕事の7割は政権のチェック機能を果たすことだと思います。
しかし一方で、それだけでは甚だ不充分です。やはり目の前の政権運営に追われていないのですから、このときこそじっくり構えて徹底的に将来の社会像を論じなければなりません。井手先生の思想と政策はその意味で、ど真ん中のストライクだと思います。奮闘したいと思います。
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国会も本格化しております。非常に不安定で不透明な国際情勢の中ですが、今後の日本がどうあるべきか。大きな転換点に立っていることを自覚して、しっかり取り組みます。
■ 衆議院予算委員会
国会最初にして最大の与野党攻防が衆議院予算委員会です。今国会では特に、トランプ外交、共謀罪、文科省天下り問題などが焦点となっています。
特に天下り問題においては、当初の文科省OBによるボランティアでの再就職あっせんという文科省側の説明をくつがえし、公益法人によるあっせん拠点の丸抱えの実態、月2日勤務で年収一千万円という法外な待遇の実態などを明らかにしました。
この問題はまずは実態解明。次に規制の強化。最終的には新卒一括採用、同期同時昇進、肩たたきによる早期退職勧告など、古い人事制度の見直し、この追求と本質論のバランスをよく考えて取り組みたいと思います。
■ トランプ外交
安倍総理はゴルフを共にするなど、トランプ氏と友好のうちに関係をスタートしたようです。しかし、まだまだ人権問題や対日貿易、為替政策など、なりふりかまわず自国第一主義を掲げるトランプ政権は予断を許しません。むしろ、友好のうちにも毅然たる態度で日米関係を図り直す好機だと思うのです。
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■ 激動の一年が始まる
2017年がスタートします。経済や外交面で大きな転換点になる。そんな予感がします。何といっても大きいのがやはりトランプ大統領の誕生です。
良くも悪くも世界のために理想や普遍性をアピールしてきたアメリカが、いよいよ「自国第一」と言い始めた。
その背景に何があるのか。
ひとつにはこれまで以上に、雇用や生活に不安を抱える中間層、低所得者層のストレスが大きく現状打破を求める声が強いのだと思います。
これは昨年のイギリスのEU離脱と軌を一にするものです。
今一つ見逃せないのが、アメリカの世界に占めるGDPです。かつては世界の40%を占めていたアメリカ経済が今はわずかに20%。もはや世界の問題をアメリカが背負うことは現実的ではないのです。
こうした構造要因が重なってトランプ現象が起きたと見るべきだと思います。
では日本はどうすべきか。
経済の低成長や雇用不安、賃金低下などの底流にある、高齢化や人口減少の問題では、日本は世界の最先端です。
日本こそが成長に過度に依存しない新たな再分配の仕組みを産み出し、世界をリードする。
同時に外交安全保障において、よりアメリカから自立的な方向感を探る。
これが正しい方向性ではないかと思うのです。そして今年2017年はそうした大きな方向性を模索する最初の年にしたいと思います。
今年も精一杯頑張ります。
本年が皆様にとりまして素晴らしい一年となりますよう、重ねて心よりお祈り申し上げます。
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