民主党 衆議院議員 小川淳也
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〜 トピックス 2021年 〜

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 2021年8月

コロナ感染拡大が収まらず、豪雨や台風被害も続きます。どうか皆様くれぐれも気をつけてお過ごしください。

■ 感染爆発

まさに感染爆発と言わざるを得ない厳しい状況が続いています。これまで日本では感染者は比較的少ないと言われて来ました。しかし人口70億人で毎日約70万人が感染している世界と比べ、国内の人口は一億人、毎日一万人の感染者なら世界平均。毎日ニ万人なら世界平均のニ倍の感染者数ということになります。比較的若年世代が多いとはいえ重症者も増え、命を落とされる方も増えつつあります。国際的な競技大会を最優先においてきた政治の責任は大きいのではないか。そう思えてなりません。

■ 失政による人災

はっきり申し上げれば、この感染爆発と甚大な被害は「失政による人災」そう言わざるを得ません。なぜ昨年から水際対策や入国管理をずさんなまま続けてきたのか。なぜ検査の拡大を怠り、身近に気軽に、すべての希望する人々が受けられる体制を作れなかったのか。なぜ平時にこそ臨時かつ万全の医療提供体制を整えることが出来なかったのか。私どもとして国会で常に要求してきたことばかりなだけに非常に忸怩たる思いです。今からでも感染防止対策の方向転換をしていくべきだと思います。

■野党は受け皿になれるのか

一方でこれだけ政治責任が明確であり、現政権の支持が低下するなかにあって、私ども野党への支持や期待が、一向に上向く気配がありません。これはひとえに私ども野党側の責任であり、自らに厳しく問うていかなければなりません。
野党は無私の姿勢で政治に取り組んでいるのか。野党には政権時代の反省と総括は十分なのか。野党には新たな時代を担うにふさわしい決意と覚悟、そして政策体系が整っているのか。野党は互いに足を引っ張ることを止め、不断の自己改革と互いの相互尊重を旨として、協力し合っていくことができるのか。有権者の厳しい視線が、私ども野党にこそ向けられていることを、深く自覚したいと思います。どうかこれまでにも増して、厳しい叱咤激励、ご指導ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。

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 2021年7月

全国で続く豪雨、そして梅雨明け後の猛暑、非常に心配な状況が続きます。感染症対策も含めどうぞくれぐれもご自愛なさってください。

■ 不本意な国会閉会

これからオリンピックの開催などを踏まえると、すでに首都圏でも感染拡大の傾向が明らかであり、非常に心配です。本来9月まで国会を開いておくべきとの強い思いは消えません。しかしこうなった以上、香川での有権者の皆様との 対話に力を注ぎます。

■ 東京都議会議員選挙

投票率が40%台。6割の有権者が投票所から遠ざかられた。しかもこのコロナ禍の有事ですら与党も期待できないが、野党も冴えない。つまり国民にとっての受け皿がない。気持ちの持って行き場がない。この責任の一端は、我々野党自身にあります。 コロナ対策の不備、議員辞職や離党のオンパレード、近親者による行政への介入疑惑など、長期政権の腐敗臭。これらに私たち野党が国民の受け皿とならねば、その責任は果たせません。日本の民主主義、国民主権は本物たり得ません。 心して残り任期、そして来る総選挙に臨みます。

■ 映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」キネマ旬報ドキュメンタリー映画賞受賞

「誰が見てくれるのか」と思った映画が多くの方に届き「感動した」「泣けた」「問われているのは私たち有権者の側だ」とのお声を全国からたくさん頂きました。 是非Netflixでご覧ください!https://www.netflix.com/jp/

■ 映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」書籍化のお知らせ

映画のシナリオ、各界有識者の寄稿と合わせて、映画が書籍化されることとなったそうです。amazonのページはこちらからご覧ください。

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 2021年6月(2)

大変不本意ですが国会が閉会いたしました。これから言わば総選挙に向けた「100日間の選挙戦」がスタートします。悔いのないよう精一杯取り組みます。

■ 国会閉会

私ども野党は少なくともオリンピック期間中を含めた9月まで、不測の事態に備えて、国会を開き続けるべきと主張しました。残念ながら入れられませんでしたが、この期間、普段なかなかできない有権者の皆様との対話を充実させたいと思います。

■ オリンピック

私はもともとアスリートの競演を楽しみにしていた人間の一人です。しかし全てに政治的思惑が優先されたこの一年、科学的根拠や論理的説明が大いに不足していると感じます。 専門家会議の尾身先生が、最近腹をくくっているように見えます。是非、科学的根拠に基づき、国際行事に向き合うよう求めます。

■ 総選挙

いずれにしても、数ヶ月以内に総選挙となります。これまでを振り返り、そして今後を睨んで誠意を持って取り組みます。 この間の法案ミスに見られる役所の能力、意欲への心配 、接待問題など長期政権特有の腐敗臭、これらを見るにつけ国民には、現実に選び得る、健全な選択肢が是非とも絶対に必要です。何としても野党をそれに見合うものに鍛え上げ、育て上げたい。そう誓っています。

■ 出版のお知らせ

週刊AERA現代の肖像で、昨年小川を特集頂いた中原一歩さんの著書「本当に君は総理大臣になれないのか」が出版されました。私も政策や政治姿勢について真摯にインタビューに答えさせていただきました。ぜひお手にとっていただけると嬉しいです。こちらからAmazon

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 2021年6月

■ 終盤国会

国民投票法の衆院採決、入管法の成立断念など、与野党の一進一退の攻防が続いております。任期中最後の通常国会であり、来週には党首討論、そして場合によっては政権に対する信任決議など含め緊迫してまいります。 所属する議院運営委員会の野党側責任者としてしっかり務めを果たします。

■ コロナ対策

ワクチン接種の拡大に向けて正念場です。 1日100万回という具体的な目標を立てたことは大事なことだと思います。
しかし先行するイギリスやアメリカでは、資格を失った医師や看護師、薬剤師や経験のないボランティアなど、打手を大胆に拡大しています。日本でそれに近いことができるのか、検証が必要です。しかしこうなった以上、ワクチン対策以外にこのコロナ禍を克服する手立ては見当たりません。与野党挙げて取り組みたいと思います。
同時にこの間のすべての被害をもたらしたのは、日本の検疫体制や入国管理の甘さです。特に去年の秋から入国者の対象を広げ14日間の隔離をおろそかにしたことが、今の惨状に繋がっています。インド株への最大級の警戒も含め、入国管理を徹底的に強化すべきです。
オリンピックについては、多くの方が楽しみにしてしかるべき行事なのに、これだけ多くの慎重、反対意見があります。今の対策で本当に大丈夫なのか、対応方針と結果責任の両面において、こちらも正念場です。

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 2021年5月

■ 緊急事態宣言の延長

東京や大阪を中心とした緊急事態宣言が、再び延長されることとなりました。これまでの楽観的な見通しや対策の不備をまず強く反省すべきだと思います。同時に事業者はもちろんのこと、生活困窮者の方等への支援拡充が必須です。後半国会に向けてしっかり取り組みます。

■ 国民投票法等の修正合意

憲法改正の国民投票法や、高齢者の医療費負担の引き上げ法案など、連休明けに重要法案の採決が進んでまいります。これには様々な慎重、反対意見があることをよく踏まえつつ、議員運営委員会において国会対応を組み立てて参ります。

■ 緊急事態宣言延長下での活動

この約一年、活動を出来るだけリモートに限定するなど、自粛を続けて参りました。しかしながら、今般の再度の延長を受け、残り任期も約半年を切る中で、できる活動については、慎重にも慎重を期した上で、可能な限りリアルに再開させて参りたいと思います。どうかご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

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 2021年3月

■ 緊急事態宣言の全面解除

感染者数が増加に転じている中で緊急事態宣言の全面解除は非常に複雑です。一方この間自粛してきた政治活動を注意しつつ徐々に再開させたいと思います。 活動が制約されたこの1年、改めて政治家の生命線は有権者との接触、接点。代弁者に値すべく、どれだけ人様に会い、人様の思いや考え、悩みに触れられたかが値打ち。その思いを強めています。
自らの感性や価値観がみずみずしさを失わないよう、バランスを崩すことがないよう、リモートがほとんどだった活動を徐々にリアルで再開したいと思います。

■ 法案に連続するミス

所属する議院運営委員会で内閣提出法案に多発するミスが報告され、非常に戸惑っています。 私自身かつて霞ヶ関で作業をしていただけに、その大変さはよく分かります。しかし、最近のミスの多さに、若手官僚の意欲と能力の低下が心配になります。
この間、政権の嘘や誤魔化しに従う幹部官僚の姿を見て、将来こうなりたいと思う若い人がいるのだろうか、と疑問に感じていただけに、官僚希望者数の減少など、影響が深刻化しつつあると感じます。 官を正すのもやはり政治。本来野党がその受け皿になれれば、その任を果たせるのに、、その責めを感じながら、自らをしっかり追い込まなければなりません。

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 2021年2月

■ 国会審議

国会序盤を通して、与党側の気の緩みから、議員辞職を含め目に余る惨状が続きました。また総理近親者による高級官僚の接待など、官界絡みの不祥事も連発しています。 コロナ禍で国民生活が非常に厳しい状況に置かれている中、依然政治がこのような状況であること、大変情けなく申し訳なく思います。 森友・加計・桜問題以降、一貫しているのは権力の私物化。それも権力者の近親者による行政介入と特別扱いです。さらにそれを忖度する官僚機構です。すべてに共通する構図です。
早く、国民にとって受け皿となる、もう一つの選択肢が必要です。私ども野党の責任は本当に重いです。

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 2021年1月

■ 緊急事態宣言

年明け早々に緊急事態宣言が発令され、その後対象地域が拡大。議院運営委員会も早々から始動しています。
しかし総理は出席を拒みますし、遅まき感、小出し感も否めず、どこまで効果が上がるのか、本当に予断を許しません。

■ 予算委員会

そんな中、約20兆円の第三次補正予算が組まれました。これで今年度の国債発行額は100兆円を超えることになります。
中身はデジタル化に1兆円、GOTOキャンペーンやインバウンドの拡大に1兆円、国土強靭化に3兆円と、医療支援が霞むほどの中身です。罰則や保障のあり方を含めた特措法改正と合わせて、十分な論議が求められます。

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