民主党 衆議院議員 小川淳也
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〜 トピックス 2016年 〜

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 2016年12月

■ 臨時国会の攻防

9月に始まった今期の臨時国会。合計46本の法案が成立し、民進党はそのうち37本に賛成しました。中でも成果は年金受給資格を従来の25年から10年に短縮し、無年金者を一人でも多く減らしたこと。民主党政権時代からの悲願でした。

■ 強行採決

一方、TPP関連法案や、年金カット法案、カジノ法案では強行採決が行われ残念な国会となりました。この与野党対立を乗り越えるにはどうすべきなのか。党議拘束の解除、政府案の柔軟な修正、一対一の対決型質疑から円卓型の自由討議への転換。国会の古い慣例を抜本的に見直す必要があります。

■ 蓮舫体制

新体制の船出となった今国会。蓮舫さんの切れ味鋭い弁舌が冴えた反面、党の存在感や支持率は低迷したままです。外交で力を発揮する安倍総理に対して、民進党は対立軸を打ち出せていない。トランプ現象やイギリスのEU離脱で揺れた2016年。世界は乱世です。そしてこの背景に一体何があるのか。来年こそは党に設置した前原誠司さん、井手英策教授を中心とした「尊厳ある生活保障改革調査会」を基軸に、本質を見据え、今後の指針になる考え方を打ち出したいと思います。

今年も一年本当にお世話になりありがとうございました。心よりお礼申し上げます。皆様どうぞ良い年をお迎えください。来る2017年が素晴らしい一年となりますことを心よりお祈りしております!

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 2016年10月

■ 衆議院予算委員会

2年ぶりに予算委員会に戻りました。今年度の補正予算の審議を通して印象的だったのは、財源がなくなっていることです。アベノミクスが始まって4年。かつては毎年3兆円から4兆円の税収増や前年剰余金がありました。今年はそれが無く、6兆円の借金を起こして公共投資です。まるでかつての古い自民党政治に逆戻りしたかのようです。日銀が買い取った国債は400兆円を越え、それでも物価は上がらず、デフレ傾向に逆戻り。もはやアベノミクスは限界です。

■ 井手・前原調査会

挙党体制の象徴として前原調査会が立ち上がりました。名称は「尊厳ある生活保障改革調査会」。前原さんが党首選で訴えた「all for all」の考え方を具体化するためのものです。井手先生、前原さんとは長い間、私的勉強会でご一緒して参りました。経済成長に依存出来ない新たな時代だからこそ、所得制限を設けず全ての人々に共通する子育て、教育、医療など基本的ニーズを政府が満たす。そして、そのための国民負担についても、後世に先送りしない。こうしたことによって訪れる「持続可能な未来」。これこそが新たな時代のキーワードだと思います。

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 2016年9月

 多難な船出になるかも知れませんが、初の女性代表となった蓮舫さんには、清新なイメージで新しい民進党を作っていって頂きたいと思います。我々党所属議員も一丸となってそれを支え、いつ衆議院が解散されたとしてもしっかりと巨大与党と対峙して参る決意です。
 もちろんこれからも厳しい道程が続くことは覚悟の上です。しかしその全ての試練を乗り越えて、国家国民のために役立つ政治を目指し、精進いたします。どうぞご指導ご鞭撻のほど心よりお願い申し上げます。

■ 前原さんの成熟

自らの様々な失敗と民主党政権への失望を正面から謝罪した前原さんの姿勢を私は高く評価しています。改憲や安保の持論も封印し、リベラルな社会政策にシフトしたニュー前原。これからも尊敬し、信頼する先輩として、期待したいと思います。

■ 玉木さんの活躍

当選3回、西日本で唯一、選挙区当選を守り続け、国会でも予算委員会始め活躍している玉木さんの出馬は、私にとっても大きな刺激です。心からエールを送ります。同郷の同士として、またときに切磋琢磨するライバルとして、これからも互いに郷土と日本のために磨き合いたいと思います。

■ 小川淳也後援会政経セミナーのご案内

「分断社会を終わらせる!〜21世紀の思想を語る〜」
日時:11月13日(日)午後1時〜3時
会場:高松国際ホテル(高松市木太町2191-1)
会費:5,000円(お茶とケーキ付)

講師に井手英策慶應義塾大学経済学部教授をお迎えし、セミナーを開催させていただきます。ぜひご参加ください!
特別講師:井手英策 慶應義塾大学経済学部教授
プロフィール:東京大学大学院経済学研究科博士課程を単位取得退学し、日本銀行金融研究所に勤務。その後、東北学院大学、横浜国立大学教授を経て現職。 税・財政問題を研究しており、日本人は先進国の中でも増税に対する反発が強いのは「税負担の割に受益感が少ないから」と一刀両断。2015年には著書「経済の時代の終焉」が、日本の政治・経済・社会・文化や国際関係などを扱った優秀な論考に顕彰される「大佛次郎論壇賞」を受賞。  

※政治資金規正法第8条の2に規定する政治資金パーティーです ご参加頂けます方は香川事務所(電話087-815-1187)までご連絡ください。

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 2016年7月

■ 選挙戦は最終盤へ

いよいよ投票日まであと3日。この間おかけしたご苦心を県民の皆様に深くお詫び申し上げます。終盤にかけて、「本当に悩んだがやはり政権批判の一票を入れる。」「今回は小川に入れるつもりで野党に入れる。」そうしたお声をたくさんいただくようになりました。ご決意に心から感謝を、そしてご苦心に心からお詫びを、そして高い志に心から敬意を表します。本当にありがとうございます。

■ お互いに変わる努力を!

民進党も変わらなければなりません。当然他党もです。田辺陣営も、チラシやポスターから赤色を落とし、極端な主張は封印し、訴えは前向きで建設的なものに。党名表示も控え、公示後にもかかわらず選挙カーの色を青色に変更。
先月は「1.資本主義と私有財産が基本、2.天皇制も含めた憲法堅持、3.日米安保廃棄や自衛隊の解消は凍結。」志位委員長まで内容を確認した文書をいただきました。率直に申し上げて、近い将来、思い切って「党名変更」も視野に入れるべきだと思います。先日私から志位委員長に直接そう申し上げました。
いずれにしても今回香川県民の皆様におかけしたご苦心を、将来の建設的な野党共闘につなげていく責任があります。ここで経験した課題と果実を今後の国政選挙において、他県に届ける責任をお互いが負っている。そう思うのです。

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 2016年6月

国会が閉会しました。甘利大臣の問題、TPP、消費税と本当に課題の多い国会でした。これから夏の参院選に向けて一斉に走り出すことになります。

■ 消費税見送り

安倍総理が消費税の引き上げを再び見送り、社会保障や財政再建に暗雲が立ちこめることになりました。アベノミクスの限界と弊害も明らかです。全てを政局の人質にとってきた貧しい政治。今後は一に政治家の身を切る改革。二に新たな社会像の提示。三に納税に伴う国民の具体的な受益。これらをセットで議論して、本格的に税と社会のあり方を野党の側が提案していきます。

■ 参院選

全国32の1人区で野党が候補者を一本に絞りました。与党が何年も前からやってきたことに、ようやく野党が追い付きました。この歴史的な動きの背景には安保法制や改憲への危機感があります。今回の参院選をきっかけに、この流れを確固たるものにしていかなければなりません。

■ 香川選挙区

香川では苦渋の決断で民進党候補が撤退しました。野党候補は唯一共産党になります。本当に申し訳なく思います。しかし、どこかが譲らなければ野党の共闘は進みません。今後、共産党候補とどのような距離感で取り組むか、本当に難しい課題です。共産党は12年前の綱領改訂で、資本主義の枠内での民主的改革、私有財産制、天皇制など現行憲法の堅持、一党独裁の否定と選挙による政権交代制など、極めて現実的な主張を唱える政党に変わりました。あとは安全保障政策について一定の変化が確認出来れば、かなりイメージは変わってきます。

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 2016年3月

民進党が結党しました。旧民主党は20年の歴史に幕を降ろし、これから新たな船出となります。日本政治に必要なもうひとつの選択肢作りに向けて、全力で頑張ります。

■ 民進党結党

党名浸透には時間がかかるかも知れません。しかし、自由と公正、共生社会、そして立憲主義。従来掲げてきた価値はこれからも大切にします。これは日本政治に不可欠な基本的立ち位置です。富裕層や一部特権層ではなく、生活者や勤労者といった一般庶民、一般国民の立場に立つ。これまでも、これからも変わらぬ基本的立場です。

■ 大人の政治

旧民主党に残った方、帰ってきた方、両方に共通しているのが、政権時代に争いが絶えず、我慢出来なかったことへの反省です。辛抱や忍耐を含め現実的な政権運営能力が欠けていた。その反省をいかに活かすことが出来るか。好き嫌いも全ての恩讐も乗り越え、プロの政治家として国民に仕えねばなりません。

■ 野党共闘

民進党の結党は、さらなる野党の結集に向けた第一歩にしなければなりません。生活や社民、そして現実路線に舵を切った共産党。どこまで野党が共闘出来るか。とにかく中道勢力が結集しなければ、現在の一強体制は崩せません。4月の補欠選挙、夏の参院選、そして取り沙汰されるダブル選挙。結党早々最初にして最大の試練が待っています。

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 2016年2月

■ アベノミクスの夢から覚める

年初来の株安、円高、マイナス金利の導入。どうもアベノミクスが逆回転し始めたように見えます。そもそも金融緩和に依存した経済政策には限界があります。人口減や高齢化、社会保障の行き詰まり、拡大する財政赤字など日本の構造問題は放置されたままであり、今こそ抜本的な改革論議が必要です。 是非下記アドレスより会報誌をご覧いただき、日本の将来について一緒にお考えいただければ幸いです。 http://www.junbo.org/kaihou/201602-1.pdf http://www.junbo.org/kaihou/201601-2.pdf
90秒でわかる日本が直面する課題。下記アドレスより配信中です。 https://www.youtube.com/watch?v=SDScB9OrY-M

■ 衆議院総務委員会

2月23日午前9時半から衆議院総務委員会で質疑に立ちました。中核市制度の強化、高松での情報通信大臣会合などに加え、高市総務大臣の放送局に対する圧力ともとられかねない発言についても問いただしました。閣僚や与党議員の相次ぐ失言の中に、政権の緩みや奢りが見え隠れしています。やはり政治に健全な緊張感を回復しなければなりません。 是非、衆議院ネット中継からご覧ください! 
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php

■ 野党の一本化

そのためにも必要なのが、やはり夏の国政選挙に向けた野党の一本化です。これまで与党は必ず候補を一人に絞っていますが、野党はいつも2人、3人と擁立してきました。極端に言えば、この際主要な野党が思い切って全て解党して新党を結成するくらい、大胆な議論があっても良い。口先で一強多弱の弊害を語るのでなく、思い切った取組が必要です。

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 2016年1月(2) 

■ 野党の未来

フジテレビのインターネットニュースに出演させていただきました。民主党の未来、野党の将来はどうあるべきか。率直に語らせていただきました。25分間の番組です。是非ご覧いただけると嬉しいです! http://www.houdoukyoku.jp/pc/archive_play/00082016012001/5
(上記URLよりニュースをご覧いただけます。)

■ 株価の乱高下

年初来、株価の乱高下が続いています。株価連動政権とも言われる安倍政権。株が下がればアベノミクスの正当性そのものが問われます。しかも国民の資産である年金資金を投入した分、罪は大きい。2016年はもしかしたらアベノミクスの夢から覚める年。そのとき三年間放置された人口減、高齢化、社会保障、財政赤字といった日本の構造問題に、あらためて目を向けるべきです。

■ 軽井沢のバス事故

年明け早々本当に悲しい事故でした。党の国交部会で国交省からヒアリングを行いました。ツアー会社からのダンピング発注の実態把握、そして真相究明のための運転席の録音録画など、前向きな提案をいたしました。今後も再発防止に向けて全力を挙げたいと思います。

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 2016年1月 

■ 国会開会

今年は異例の1月4日国会開会となり、今日からスタートです。今年は本籍地とも言える総務委員会、改憲議論の場となる憲法審査会、そして個人的にも思い入れが強い沖縄北方委員会に所属します。なかなか例年ほど地元の新年行事への参加が難しいかも知れませんが、全力で頑張ります。

■ 参院選対策

いよいよ今年の夏は参議院選挙です。忘れてはならない安保法案の是非を含め有権者の審判をいただきます。場合によっては衆参同日選挙も噂されています。公募や自薦他薦を通した候補者擁立は簡単ではありませんが、現実主義への路線転換を唱える共産党との連携も睨みつつ、野党強化に向けて最善策を模索します。

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