民主党 衆議院議員 小川淳也
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〜 トピックス 2015年 〜

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 2015年11月 

■ 訪中報告

10月13日から4日間の日程で大連と北京を訪れました。林立する高層ビル、あふれる高級車、中国の発展ぶりを肌で感じます。一方で、建てかけのまま放置されたビル、ガスで煙った空、その行き過ぎや弊害も明らかです。念願だった史跡、旅順の203高地にも参りましたが、日本の軍国主義を厳しく批判する案内掲示があり、非常に複雑な思いでした。温家宝中日友好協会長、AIIB総裁などと面談を重ねましたが、常に長期的視野に立ち、いたずらに相手国への反感をあおる事なく議論すべきであり、政治指導者の責任は大きいと感じました。

■ 在職10周年

この秋、2005年の初当選以来、在職10年の節目を迎えることとなりました。この間の温かいご支援と励ましの数々に深く感謝申し上げます。政権交代の挫折を含め、内心忸怩たる思いをかかえつつ、しかし、その失敗も全て糧として、更なる成長を自らに課して行きたいと思います。香川、東京、双方で記念行事を終えさせていただき、ほっとしております。本当にありがとうございます!

■ 野党再建

前原さん、細野さん、江田さんの会合に同席しました。現在の野党の低迷ぶりは深刻であり、解党的出直しが必要である。全く同感です。しかし、野党の内紛、抗争をいやというほど見てきただけに、さらなる分裂は避けたい。そう思います。党内の保守派とリベラル派の健全なバランスを取り戻し、維新の党の有志とも合流して、あくまで野党を大きく、強く、健全にしていく。その大義の上に立って、行動して行きたいと思います。

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 2015年10月 

長かった国会も終わり地元活動を中心に頑張っております。

■ TPP大筋合意

5年越しの交渉に一つの区切りがついたようです。食品関係の関税の引き下げなど、暮らしの向上につながる期待もありますが、生産農家への影響や日本の輸出産業への効果など、しっかりと検証と対策が求められます。秘密裏に進んだ交渉だけに、早期に臨時国会を開くなど国民的議論の場が必要です。

■ 中国訪問

10月13日〜17日まで前原さんの訪中に同行します。北京と大連を訪れ日系企業の活動の状況や、政治指導者との面談が予定されています。中国の経済状況やアジアインフラ投資銀行、東シナ海のガス田開発、北朝鮮の動向などしっかりと議論してきたいと思います。

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 2015年9月 

■ 安保法案可決

9月18日、最終の攻防を終え、一夜明けました。昨夜は衆議院本会議後デモに行き、参院の中継に釘付けになりました。朝目覚めて思います。何だか昨日までのこの国と、今日からのこの国は違うと。
実現困難でも高らかな理想を掲げ続けた戦後の日本。そしてフツーの国に成り下がってしまった今日からの日本。安倍総理は何だかんだ言って、要は自国軍隊をその一存で自由に動かしたいのでしょう。フツーの国の指導者のように。国際会議や首脳会談の場で、良い格好出来ない苛立ちは想像出来る気もします。
しかし、そこにこそ日本の価値はあった。今回の法律。国際貢献の名のもとに、さらに米軍との協力を深めるものです。そして米軍を突き動かすのは、他ならぬ米国自身の国益。この本質を見誤ってはいけません。後方支援の拡大は兵たん作戦そのもの。これもまた戦争参画そのもの。この本質もごまかしてはいけません。
その上で国民自身が決めるべきだった。これだけの安全保障政策の大転換であれば、主権者たる国民自身が、自らの手で自己決定すべきだった。憲法改正国民投票か、少なくとも衆院解散か。
安倍総理から私たちは学びました。憲法の掲げる価値はいかに尊く、そしていかに脆く崩れ易いものか。立憲主義はいかに大事で、そしていかに容易くないがしろにされ易いものか。さらに民主主義はいかに大切で、そしていかに簡単に蹂躙され易いものか。平和も、自由も、民主主義も、それを守るにためには、むしろ私たちは闘い続けねばならない。その当たり前のことを。
これからの国会、デモ、そして違憲訴訟。勝負はこれからです。後にこの出来事が、日本の民主主義を変えた。そう言える日が来れば、この授業料も決して高くはありません。勝負はこれからです。今回声をあげ、行動を起こした学生、主婦、サラリーマン、普通の市民。これは日本の民主主義の行く末、そしてこの国の未来に、輝かしい一筋の光明を照らしました。その勇気と行動力に深い敬意を、尊敬を、そして希望を!

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 2015年8月 

いよいよ延長国会も終盤に突入します。精一杯頑張ります。

■ 延長国会

いよいよお盆も明け、9月27日の会期末に向けて延長国会が終盤を迎えます。引き続き理解が進んでいるとは思えない安保法案、戦後70年談話、新国立競技場など課題は山積です。国会の外との連携も含めて心して頑張りたいと思います。

■ 英国訪問

9月2日から7日の予定で、日英21世紀委員会の第32回合同会議のため、英国を訪問することになりました。キャメロン首相始め多くの皆さんと対話する予定です。15年前に英国勤務から帰国して以来の訪英です。様々な意見交換を通して見聞を広め、人間関係を構築したいと思います。

■ 在職10周年

早いもので9月に在職10周年を迎えます。あっという間だったような、苦心の連続の長い日々だったような。本当に感謝の思いでいっぱいです。十分ご期待に沿えているか、内心忸怩たる思いも抱えつつ、これからも精一杯頑張ります。

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 2015年7月 

ついに安保法案が強行採決、強行突破されました。強い憤りと抗議の気持ちでいっぱいです。

■ 強行採決

国民の多くが反対し、憲法違反の疑い強い今回の安保法案。野党の慎重意見を無視して、衆議院で強行突破を図ったことは許されません。国会内の抗議はもちろんのこと、国会外でも大勢の人々が声をあげています。憲法を無視し、国民を軽視する、総理の趣味のような今回の安保政策の大転換。これは同時にこの国の民主主義の危機でもあり、怒りと落胆を短期的なもので終わらせてはなりません。 過ちを犯すのは常に政治指導者。被害を受けるのは常に一般国民。その恐ろしさと、むなしさを噛み締めながら、参院での闘争に全力をあげます。

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 2015年6月 

終盤国会は与野党の攻防が激しさを増しています。心して頑張ります!

■ 安保法制

名だたる憲法学者がそろって今回の安保法案は違憲であると断じました。諸先輩方の見識、その志と勇気に心から拍手を送ります。やはり解釈変更のみで集団的自衛権を認め、後方支援を大幅拡大するなんて無理です。本当に信念があるなら、憲法改正を国民に問うべきです。

■ 労働者派遣法

移籍した厚生労働委員会でも派遣法を巡って対立が激化しています。原則一年、最長三年の派遣期間を、原則三年、最長無期限に延ばす今回の法案。今まで以上に派遣が常態化し、雇用が不安定化することは明らかです。ここでもそれをまっすぐ説明せず、正社員化を進めるなどの政府の強弁は、誠意と真摯さに欠け、安保法制に通ずるものがあります。

■ 与野党の攻防

年金情報の流出問題を含め、会期延長もにらみ、与野党の攻防はさらに激しさを増すと思われます。審議の欠席や委員長への抗議は決して誉められたものではありません。不本意ですし、後味が悪いです。今後もあくまで国会審議で問題点を明らかにすることが基本。しかし、あまりに横暴で一方的な審議や採決の強硬には厳しく抗議。そこをよく心得て、しっかり対峙したいと思います。

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 2015年5月 

いよいよ国会も後半です。引き続き精一杯頑張ります!

■ 安保法制

いよいよ安保法制が審議入りします。恒久法の制定、周辺事態の削除、米軍以外も支援、弾薬も提供、集団的自衛権も行使。平和国家として長年培ってきたブランドはどうなってしまうのでしょうか。憲法9条の改正を真っ正面から国民に問うならまだしも、総理の説明責任と覚悟が見えません。野党としてしっかり歯止めの議論を展開したいと思います。

■ 派遣法制

5月から厚生労働委員会に移籍します。派遣法の審議に参加するためです。現在非正規雇用は4割であり、結婚や子育てなど家庭生活を安心して営めない層も増え、社会を弱体化させています。原則一年、最長三年だった派遣期間を、原則三年、何度でも更新出来る。更なる雇用市場の不安定化と社会の不公平化、これにも歯止めをかけたいと思います。

■ 大阪都構想

高い投票率、あまりにも大接戦に手に汗握りました。大胆な改革に期待もしていました。今後は橋下氏の政界引退も言われていますが、いずれにしても野党の結集、大同団結で緊張感のある政治状況を取り戻したいと思います。

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 2015年4月 

統一地方選挙が終わりました。県議選、市議選始め数々のご支援本当にありがとうございました!

■ 厳しい闘い

全国的に民主党にとっては本当に厳しい闘いでした。特に議席がゼロになるという大阪ショックは大きく、岡田新体制発足後も退潮傾向に歯止めがかかっていない。率直にそう思います。安部政権へのブレーキ役は共産党に、身を切る改革姿勢は維新にと期待が向かう。正に民主党の存在感、存在意義が大きく問われている。底無しの危機感です。

■ 地元香川で

そうした中、県市議選ともに高松選挙区を始め、地元香川では多大なご支援を賜りました。県市議ともにお預かりした議席の重みを噛み締めて、一同、心して頑張ります。

■ 後半国会

前半は予算委員会、安全保障委員会で活動しました。後半国会では、社会保障政策や労働法制などを担当する厚生労働委員会でも頑張ります。まだまだ野党にとっては冬の寒さが続きます。しかし、この風雪に耐えてこそ。政権時代の失敗と反省を抱き締めてこそ。その思いで歯を食い縛って頑張ります。

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 2015年2月 

国会も本格化しております。衆議院予算委員会をはじめ、しっかり論戦していきたいと思います。

■ 予算委員会

1月29日に補正予算における予算委員会で、2月23日には本予算における衆議院予算委員会で今年2回目の質疑に立ちました。
今回は、1.郵政事業等について、・株式上場および海外展開、・総理談話有識者会議  2.外交安全保障等について、・国際関係閣僚会議、・現地対策本部の対応、・安保法制政府案と与党協議。 総理、日本郵政社長、外務大臣、中山外務副大臣にお聞きしました。インターネット中継( http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php )で、是非ご覧いただけると幸いです。平成27年度の予算案、格差社会、国内外のテロ対策、集団的自衛権を含めた外交安全保障など様々なテーマが論戦の柱です。一年を通して最も熱い議論が闘わされる予算委員会において、次回以降もしっかりと論戦して参ります。特に、外交安全保障、消費税の先送りと財政再建、高齢弱者を犠牲にする社会保障など格差問題等について準備を進めたいと思います。

■ 党運営

枝野幹事長のもとで副幹事長として党運営を支えて参ります。岡田執行部が発足して以降、今一つ期待感、支持率の盛り上がりに欠けています。一つには民主党に改革色が薄れ、維新の党にお株を奪われていることにも大きな原因があると思います。定数削減や公務員改革など、国民が求めている身を切る改革に対して、もっと熱心に、率先して取り組まなければなりません。

■ 香川のために

補正予算で計上されたプレミアム付き商品券。1万円で1万2千円分の買い物が出来ます。高松市の予算も6億円。プレミアムの2000円分が税金で賄われますので、約30万枚発行できる計算です。高松の成人人口に匹敵するこの予算、地元ICカードと連携できないか、関係省庁や事業者の方と調整しています。また整備新幹線が金沢まで開通します。今後四国の公共交通をどうするか、しっかり取り組みたいと思います。また来年2016年には日本で主要先進国首脳会議(サミット)が開催されます。一部閣僚会議を香川に誘致出来ないか、そうした活動も展開したいと思います。

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 2015年1月(2) 

いよいよ国会が始まりました。今年も予算委員会に所属し、党副幹事長として精一杯頑張ります!

■ 党首選挙

3人の候補がそれぞれの魅力を闘わせた代表選でした。決まった以上岡田さんのもとで一致団結して党再建、日本政治の健全な発展のために頑張ります。香川の党員サポーター票の3ポイントは全て細野さん。投票率も岡田さんの三重(67%)、細野さんの静岡(63%)に次ぐ全国3位の59%(全国平均46%)。本当に地元香川の皆様のお陰様です。感謝しております。

■ 地域のために

地元選出国会議員として故郷香川のためにも貢献します。これまでも瀬戸大橋料金の引き下げ、瀬戸内航路の確保、高松港クレーン整備、小豆島坂手港の整備、JR四国の経営支援、高速道路の四車線化、丸亀町商店街再開発、サンポート整備、小豆島の離島指定、島しょ部のガソリン値下げなど、多くの地元振興策に貢献、活動して参りました。これからも積極的に活動して参ります。

■ 企業団体との交流

これまでの10年、個人の皆様を中心に活動を展開して参りました。これからもその姿勢を基本としつつ、一方で次の10年に向けては、やはり企業や団体との交流にも力を入れなければと感じています。地元・香川の中小企業を元気にするためにも、共に考え行動して参ります。そのためにはセミナーの開催やパーティーなどの催し、支援の受入や要請などについても、これまでより柔軟に考えたい。幅を広げ交流を拡大し、政治家としても力をつけたい。それを通して香川と日本の将来に貢献する決意で頑張りたいと思います!

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 2015年1月 

旧年中は大変お世話になりました。ありがとうございました。本年も精一杯頑張ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。本年が皆さまにとりまして素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。

■ 代表選挙

いよいよ今日から代表選挙がスタートです。党員サポーターや地方議員の投票が雌雄を決します。公明正大に野党再建の進路と指導力を巡って論戦が行われることを念じて止みません。

■ 三人の候補者

経験豊かな岡田克也さん、若さの細野豪志さん、執念の追求を見せる長妻昭さん、候補は多彩な顔ぶれとなりました。数は少なくなりましたが、まだまだ民主党に人材があり。その認識を広める最良の機会としたいと思います。

■ 世代交代

過去2年間に渡って細野さんの代表選挙出馬を促してきた私自身の経緯と責任、そして、若さや新味を通した世代交代や党の運営・イメージの刷新、こうした観点から私自身、細野さんを支持したいと思います。

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