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〜 トピックス 2014年 〜
改めて大変厳しい総選挙、本当にお世話になりました。ありがとうございました。大切な議席をしっかりお預かりし、野党の再建、国民生活再生のために頑張ります。
■ 国民の審判
当初300を越えると言われた自民党も微減。民主党は党首が落選。共産党が躍進。改めて国民の判断、バランス感覚に敬服の気持ちです。どん底からの再出発。この人たち(党)は自己改革に向けて必死である。そう思っていただける姿が伝わらなければなりません。
■ 代表選挙
党員サポーター参加による本格的な代表選挙の実施が決まりました。有力候補が正々堂々論戦を闘わせ、今一度国民の期待と信頼につながる最初の一歩。心して取り組みたいと思います。
■ 野党再建
選挙でも訴えたとおり、安倍さんや麻生さんに最も足りないもの。それは暮らしに根差した問題意識、生活実感のこもった政治感覚。雇用、中小企業、年金、医療、子育て、教育。こうした課題認識を基盤とし、その上で経済と外交に強い政党。これが私が持つ再建すべき野党の将来のイメージです。
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本日いよいよ衆議院が解散となりました。一体何のための解散か。何故今なのか。大きな疑問の声がたくさん届いています。定数削減もなく、巨額の税金を投入しての年末の選挙。正に国民不在、私利私欲、政権延命のためだけの選挙。この政治姿勢で本当に日本が良くなるのか。そんなはずがありません。緊張感のある国会を取り戻すため精一杯頑張ります!何卒ご指導のほどよろしくお願い申し上げます!
■ 大義なき解散。最大の争点はこの安倍総理の政治姿勢
なぜ今総解散か。何を問う選挙か。問題を覆い隠し、目くらますような大義なき解散。この選挙に国民は1000億円近い税金を投じなければなりません。約束した定数削減も反故にしたままです。この選挙の最大の争点は、こうした安倍総理の不誠実な政治姿勢そのものではないでしょうか。本当に情けなく国民に申し訳ない思いです。
■ アベノミクスの限界
金融緩和に次ぐ金融緩和。物価は上昇、輸出は伸びず、経済は低迷。実質賃金も15か月連続で下がり続け、国民の可処分所得は減るばかり。上がったのは投機資金が向かった株と土地だけです。このままでは都市と地方、大企業と中小企業、富裕層と一般国民の格差はさらに広がるばかりです。非正規雇用も増大し一体この国はどうなってしまうのか。
■ 年金資産をどこまで株式市場に突っ込むのか
大切な国民の年金資産も従来の2倍、50%を株式市場に投入します。正に国を挙げてのマネーゲーム。是が非でもの株価対策。こんなことを一体いつまで続けるのでしょうか。
■ これで政権が大多数の議席を確保したらその後の日本は?
この選挙で政権がさらなるフリーハンドを手にしたら、もう歯止めは効きません。特定秘密保護法、集団的自衛権、そして憲法改正。さらに安倍カラーが全開になるに違いありません。
■ 緊張感のある国会を取り戻す
民主党はまだ許していただいてはいません。そのことを誰よりも心したいと思います。しかし弱体化し過ぎた野党が今少し力を取り戻し、まずはまともなチェック機能を果たし、国会にバランスと緊張感を取り戻したい。どうか皆様のお力を貸しください。
■ 問い続ける「本物の日本改革」
アベノミクスで問題を覆い隠すのではなく、今、本来、日本に求められているのは人口減少や高齢化を睨んだ「本物の改革」。3期目の任期に出版させていただいた「日本改革原案」。そこに込められた思い、ビジョン、覚悟を持って全力で闘います。日本の未来と真摯に向き合い、子どもや、孫の顔を浮かべながら、大人社会としての責任を果たします。そしてここに、その針路を指し示します。
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秋の臨時国会も間もなく折り返し地点を迎えます。
■ 連発する不祥事
内閣改造が裏目に出たのか、政治資金問題の小渕前大臣、うちわの松島前大臣、本人への寄付が発覚した江渡大臣、不適切なバーへの支出が表面化した宮沢大臣と、不祥事の連鎖が止まりません。しかも、そのほとんどは公表資料から分かることばかりです。危機管理に強いと見えた安倍政権ですが、身体検査は一体どうなっているのでしょうか。党内事情という内向きな理由での内閣改造には大きなリスクがある。改めてそれが明らかとなりました。総理自身も今回の内閣改造は失敗だったと思っているのではないでしょうか。
■ 野党の役割
不祥事の追求ばかりに興じるな。野党に対しても厳しいお声をいただいています。厳しく受け止めなければなりません。アベノミクスの副作用、エボラ出血熱、拉致問題、地方創生、国会内のテロ対策、時事問題や懸案事項は山積みです。これらが第一義であることに疑いの余地はありません。一方で閣僚の不祥事がこれだけ連発しているときに、全く野党がそれを追求しなければ、これもまた国民からお叱りをいただくことになります。あくまで一番大事なことは何をやるかの政策論議。しかし、誰が、どんな人がそれをやろうとしているのか。これもまた勝るとも劣らず大事。両者のバランスをいかにとるか。野党としても難しい舵取りが求められます。
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いよいよ秋の臨時国会が始まりました。集団的自衛権、円安、物価上昇などに加え、噴火や地震、豪雨などの災害対策を含め内外の課題が山積です。精一杯頑張ります。
■ 臨時国会
今国会では予算委員会、総務委員会、科学技術委員会に所属します。特に予算委員会では前原さんや細野さんと共に、国会の最前線に立たせていただく責任を感じつつ、精一杯頑張ります。党務では枝野幹事長のもと副幹事長として支えて参ります。そろそろ野党にしっかりして欲しい、中でもやはり民主党が軸になるしかない、そうしたお声をいただく機会が増えました。是非、ご期待に添うべく全力を尽くします。
■ 夏場の地元回り
夏は多くの地元中小企業を訪問させていただきました。日本の経済、雇用のほとんどを担うのが地域の中小企業です。加えて創業から今日までの様々な苦難と挑戦の連続の日々に、今の私たちに必要な大切な経験が詰まっている気がします。心に残る言葉を手帳にメモしながらの毎日。そのいくつかを記させてください。
・自分一人の力は小さい
・信頼回復には失った時間と同じ歳月が必要
・人は下山で迷う
・手離したら終わり。あきらめたら終わり
・筋の通らない利益はいらない
・我慢を見せないのが我慢
・初めての失敗は失敗ではない
・相手の立場に立たなければビジネスは成功しない
本当に含蓄に満ちた言葉の数々です。
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国会の閉会期間を利用して、地元活動に取り組んでおります。秋の国会が始まれば災害対策、集団的自衛権、雇用法制など課題が目白押しです。しっかり頑張りたいと思います。
また昨日、民主党香川県連が推薦させていただきました浜田知事の再選が決まりました。大胆な決断ときめ細かい配慮で、県政の更なる発展と県民の暮らしの向上につながることを期待し、ともに盛り立てて行きたいと思います。
■ この夏を振り返って
最大の焦点は7月1日、国会閉会後に行われた集団的自衛権の憲法解釈の変更でした。これまで日本は自国への攻撃にのみ、最小限の反撃を行うという前提に立っていました。しかし今度は、他国への攻撃に、共同して反撃することになります。国家・国民全体に大きな覚悟と強い決意が求められるテーマです。自衛隊法を始めとした関連法案の国会審議が最後の砦。心して政権の安易な姿勢と対峙したいと思います。 ■ 火力演習
8月24日、富士山麓で行われる陸上自衛隊の実弾演習を視察しました。この目で見ておく必要がある、との思いでした。思った以上に戦車隊や迫撃砲の威力はすさまじく、数キロ先の的を撃破します。発射音や体で感じる衝撃波もすさまじく、恐怖すら感じました。あらためて「戦争、戦闘に最も慎重なのは軍隊そのものである」という言葉をかみしめました。現在、パレスチナ、ウクライナ、イラクやシリアなど紛争が絶えない世界情勢ですが、あらためて政治指導者の責任を痛感しています。
■ 夏の地元活動
夏場は地元活動がメインです。街頭演説、ご挨拶回りを中心に取り組んでおります。「夏場の草取り」とはよく言ったものです。お一人お一人お目にかかる中で、様々なお声をいただき、励ましやお叱り、また国会活動に参考になる貴重なご意見をいただきます。
私自身が、政治活動に入って10年余り、政権交代の挫折を経験し、年齢も43歳になりました。今後、自分自身として、どのような目標を立て、どのようにそこに向かうのか。日々自問自答しています。そんな中で、例えば起業の経験や中小企業の経営など、人生経験豊富な諸先輩方のお話が心に染みます。今のこの逆風下でこそ、あらためて自分自身を見つめ直し、鍛え直す最良の機会にしたい、そんな思いです。
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150日間の会期を終え通常国会から戻りました。野党の存在感の薄い、厳しい国会でしたが、外務委員会の質疑、行財政改革に関する野党共同法案取りまとめなど、精力的に取り組みました。夏はしっかり地元香川で活動します。
■ 集団的自衛権
ついに集団的自衛権の憲法解釈が変更されました。戦後70年近い積み重ねを一気に変えたことになります。なぜ国民に正面から憲法改正を問わないのか。どういう形でイラク戦争やアフガン戦争への参戦に歯止めをかけるのか。安倍内閣は厳しく問われなければなりません。自衛隊法をはじめとした関連法案の国会審議が、最後の砦となります。心して対峙します。
■ 一年で目に見える成果
昨年の参院選大敗から一年。海江田代表が党再建に向けて自ら課した期限が迫ります。ここは口先だけの中途半端な総括では不十分です。地方組織や党員サポーターの声を聞いてこそ、再出発のきっかけをつかむことが出来る。そう信じます。民主党は一体どこまで民意とズレ続けるのか。本当に大きな危機感を感じます。
■ 日本改革原案
会期中に出版した日本改革原案。お陰様で多くの方に手にとっていただき、深く感謝しております。「うち震えるほど感動した」「こんなに読み応えのある政治家の本は初めて」「生きる勇気が沸いた」「一人でも多くの日本人に読んで欲しい良書」。などなど多くの感想 をいただきました。
本当にありがとうございます。
是非この夏、一緒に日本の未来を考えてみませんか?
まずは90秒の動画から!是非ご覧ください!よろしくお願いします!
⇒ 『90秒でわかる日本が直面する課題』
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国会も終盤です。出版も無事に終え、ほっとしております。存在感の薄い野党ですが、精一杯頑張ります。
■ 終盤国会
終盤国会は集団的自衛権と雇用法制が焦点です。同時に野党も正念場です。維新の会と結いの党の合流協議が進んでいますし、参院選の大敗後、一年を目処に成果を出すと、自ら言われた海江田代表の期限も迫ります。野党の再建で日本政治に対抗軸を創る。これに勝る大義はありません。頑張りたいと思います。
■ 日本改革原案
出版から10日、最初の7日はAmazon日本政治部門1位。地元宮脇書店でもノンフィクション部門1位と、本当にありがとうございます。お一人でも多くの方に手に取っていただくことが、そのまま日本の構造改革に直結する。その思いで頑張ります。
■ ベスト書評
Amazonで多くの書評をいただきました。本当にありがとうございました。その中からベスト10レビュアー、殿堂入り書評家のlyさんをご紹介させてください。本当にありがとうございます。
(評価)
☆☆☆☆☆(5つ星)
(見出し)
日本が抱える多くの政治経済に関わる問題の、本当の意味は何か。議席や利権目当ての、上っ面の政治家の言葉ではなく、真に客観的な政策を知ることが出来ます。
(書評)
今の日本が抱える問題を放置すれば、10年後、20年後、100年後には、いったいどうなっているのか。それが、とてもよく分かる一冊です。
人口動態から始まり、年金問題、エネルギー政策、人口減少、少子化、環境汚染、超高齢化社会、領土問題、外交課題などについて論じています。
政治家が、政策を述べる際に、目先の選挙だけが目当てであったり、政局での勝利、既得権益や政治資金源の意図に沿った話ばかりですが、本著は、それらとは一線を画しています。ここまで徹頭徹尾、政策本位な意見は、あまり見たことがありません。極めて客観的で、かつ網羅的な一冊です。
日本が抱える問題の、本当の意味。そして、解決までの方向性を知る事ができる、良書です。
このまま日本を放置すれば、子の代、孫の代は、いったいどうなってしまうのか。そうならないためには、今の世代は、何をすべきなのか。「日本改革原案 2050年 成熟国家への道」という題は、決して大袈裟なものではありませんでした。
文字通り、国家百年の計を真剣に考え抜いた政策が、並んでいます。多くの日本人に読んで頂きたい、オススメの一冊です。
2014/5/18
By ly (トップ10レビュアー)
(殿堂入りレビュアー)
是非 こちらからお手にとっていただけると幸甚に存じます!何卒よろしくお願い申し上げます。
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国会も終盤へと入ります。雇用法制の見直しなどが焦点です。雇用や社会保障、歳出改革にこそしっかりと存在感を発揮したいと思います。
■ 借金8000兆円の衝撃
4月28日、政府の財政審議会が、2060年に国と地方の借金が8000兆円に膨らむとの試算を公表しました。恐らくここに行き着くまでに、財政破綻、急激なインフレ、金利の上昇、国債の暴落、為替の急落、などに見舞われる可能性が高いのではないか、強い危惧を抱いています。
■ 日本改革原案
〜2050年 成熟国家への道〜
こうした状況の中、かねてから宣言して参りましたとおり、私なりの日本の長期構想、国家ビジョンをまとめました。若手後援会の皆さんを中心に3年の歳月をかけて産み出した結晶です。
光文社から出版し、5月16日の発売も決まりました。印税収入も原則辞退し、世に問います。
最近言われ始めた、人口減少、超高齢化社会、エネルギー環境制約、これらに焦点を当て、いかに今後を生き抜くか。
目標年限は、高齢化率が40%の上限に到達する2050年。目指すは世界最先端の「成熟国家」。シビアな現実を直視し、具体策に踏み込む。現職の政治家としては、異例の、初めての挑戦だと思います。
これは同時に国民の力を信じ抜く闘いでもあります。
どうかお手に取っていただき、この国の未来、社会の将来をともにお考えください。どうかよろしくお願い申し上げます。
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いよいよ今月から消費税も8%に引き上がりました。国民生活に大きな負担となりますが、社会保障の充実を始め、暮らしの安心と将来の見通しに役立てなければなりません。野党としてはその使途を厳しくチェックして行きたいと思います。
■ 消費増税
17年ぶりに消費税が8%まで引き上がりました。ここに至った政治的な葛藤、党分裂、衆院選の大敗と、大きなエネルギーを消費し、政治的犠牲と国民への負担を伴いながら今日に至った経過を思い起こします。これまでも消費増税を巡っては、いくつもの政権が行き詰り、倒れました。しかし、今回の税率の引上げについては、従来より国民の理解が進んでいると言われています。財政赤字の拡大や、事業仕分けなど行政改革努力の金額的限界も認識されつつあるのかも知れません。問題はこれを社会保障の安心、財政健全化、将来への見通しなど、真に有効に使われる、と実感出来るかどうかです。そしてこの問題は、今後日本がどういう社会像を目指して行くか、という長期的な国家ビジョンの問題ともかかわります。その基本的な議論は甚だ不十分であり、私自身今後の最大の課題と位置づけています。
■ 3月の訪米
現地三日間の強行日程で、前原誠司さんと2人でワシントンを訪問させていただきました。上下両院の国会議員、政府関係者、シンクタンクの研究者など、多くの専門家にお目にかかり、対話を重ねました。前原さんが20年に渡って積み重ねて来られた人脈の厚さに頭の下がる思いです。安倍総理の靖国参拝以降、アジアとの関係を害してまで何故、そこにこだわるのか、米側は理解に苦しんでいる。それが率直な感想です。その他クリミア情勢、日本経済の見通し、集団的自衛権、など幅広く意見交換しました。日頃のこうした対話と人間関係が、ひいては良好な外交関係にもつながっていく。そのことを心したいと思います。
■ 鹿児島補欠選挙
野党の厳しい状況は依然として続きますが、いよいよ今月は、徳洲会事件で辞職した徳田前議員の地元、鹿児島2区で補欠選挙が行われます。民主党、維新の会、結いの党など野党は、そろって前職の打越予定候補を支援します。橋下大阪市長の出直し選挙、みんなの党渡辺代表の8億円裏融資疑惑など、野党にも流動的な要素が増えており、改めて民主党は野党の基軸として、党再建、野党全体の立て直しに全力を尽くさなければなりません。まだまだ汚名返上とは参りませんが、粘り強く、あきらめず、頑張りたいと思います。
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国会は序盤の山である衆議院の予算審議が大詰めを迎え、これから参議院が主戦場となります。まだまだ野党全体としては厳しい状況の中ですが、健全な批判、検証、そしてチェック機能を果たせるよう頑張りたいと思います。
■ 序盤国会
国会序盤において既にいくつか問題点が浮かび上がっています。補正予算の査定が甘く、本予算で不採用とされた事業が大幅に復活していること。安倍総理の憲法観について、あたかも総理の判断でいかようにも解釈変更できるかの認識が見られたこと。NHKの会長や経営委員など、公共放送を担うにふさわしくない発言が相次ぎ、第一次安倍政権の「お友達人事」を彷彿とさせること。全体としては支持率の高い安倍政権ですが、こうした官僚任せの傾向、歴史感・憲法観などで懸念が表面化しています。
■ 国会質疑
今国会では議院運営委員会、予算委員会、外務委員会で三度質疑に立ちました。昨年暮れの総理の靖国参拝以降、米国をはじめ諸外国の日本を見る目は厳しくなっています。国内でも反中、嫌韓などの言葉が日常的に見られ、こうした傾向に危うさを感じています。確かに難しい歴史・外交問題が背景にあることは事実ですが、むしろ国内の問題にしっかりと目を向けなければならないのではないか。そう感じます。特に若者の雇用や賃金、社会保障、将来の見通しなど、国民生活への安心感、信頼感がなければ、外国との関係においても安定した関係を築けるはずがありません。
■ 香川県連大会
2月23日、党香川県連大会において県連代表に就任することになりました。大変厳しい3年半を率いていただいた玉木前代表に心から敬意を表し、二度目の職責となりますが「香川から党再建、野党の再生を考える」この気概を持って来春に控えた統一地方選挙を始め、政策や運動の先頭に立って頑張りたいと思います。
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いよいよ今期の通常国会が開会しました。安倍総理の施政方針演説、そして各党の代表質問から本格的にスタートです。今国会も全力で頑張りたいと思います!
■ 施政方針演説
国会の冒頭は毎回、総理大臣の演説からスタートです。今回の総理の演説は、内政においては経済・金融政策への自信を深めたと感じました。一方外交においては、日中・日韓との関係改善に向けた努力が述べられました。しかし、それを損ねた原因が、ご自身の言動にもあることへの自覚、自省の弁はなく残念でした。謙虚な姿勢や奥深い言葉には、自然と頭が下がるものですが、強い調子でやたらに成果を誇張する場合には少し違和感を感じます。演説はときの総理の性格や個性をよく表します。
■ 代表質問
総理の演説の後は、各党の代表質問が行われます。ここにも各党の性格が良く現れます。民主党は安倍政権と対峙していく姿勢。維新の会は改憲や集団的自衛権の問題で政権寄り。みんなの党は安倍総理への共感と秋波。結いの党は政界再編への決意。公明党は自民党に対する連帯と牽制。共産党は徹底抗戦の構え。といったように現在の野党には様々な性格と方向性があります。昨年の特定秘密保護法の強行採決の時に思いました。現実感覚を備え、かつ健全野党として頑張り切るためには、やはり民主党がしっかりしなければならない。その立ち位置、ポジションを大事に再建・再生しなければならないと。今後、野党勢力の連携・結集に当たっては、その中心的存在であれるよう鍛錬が必要です。
■ 党大会
2月に福島で党大会が行われます。来年4月に統一地方選挙を控えた全国の仲間が集まります。現在の党運営や今後のあり方について率直に意見交換できる場にしたいと思います。合わせて、党行財政改革調査会の事務局長として、行革の成果と課題、今後の財政再建に向けた取り組み、そして高校生が開発した国民参加型の行政ソフトの紹介など、ユニークな企画を予定しています。少しでも元気の出る党大会にしたいと思います。
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旧年中は大変お世話になりました。ありがとうございました。本年もよろしくお願い申し上げます。本年が皆さまにとりまして素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
■ 韓国訪問
昨年暮れ、岡田克也さんの訪韓団にご一緒させていただきました。政権幹部、元外務大臣、与野党の国会議員、日本研究者、日韓のメディア関係者、日系企業、ソウル大学の先生や学生さん、本当に多くの人々と対話の機会をいただきました。一様にかつてなく冷え込んだ日韓関係を心配していましたが、一方で経済活動など、政治の冷え込みに関わりなく日常通り行われているとの声もありました。かつて日韓両国には、関係改善に向けた「復元力」がある、との言葉を聞いたことがあります。しかし、今日における日本の国際的な地位低下、そして中国や韓国の地位向上により、昔ほど自動的な復元は期待できない。そこには意思と工夫が必要な段階に入っている。そう感じさせられた訪韓でした。
■ 安倍総理の政治姿勢
日韓で新政権発足後、一年以上たっても首脳会談が実現していないのは異例中の異例の事態です。安倍政権とは対話の窓口を開くことすらリスクになるというのが韓国関係者の見方でした。そんな話をした直後の年末の安倍総理の靖国参拝だっただけに驚きました。アジア諸国はもとより、アメリカすらも失望したとの声が聞こえており、歴史認識や外交関係において日本が孤立しないか心配されます。来たる通常国会で、健全な野党として、しっかりと見識を質していかなければなりません。
■ 2014年
今年は4月に消費税が引き上がります。景気の明るさも駆け込み需要によるところが大きいと言われています。緊張感をもって臨まなければなりません。加えて増税をお願いする割に、借金は減らず、公共事業など昔ながらの政治の中身が繰り返される危険性も感じます。この点も一刻も早く、弱体化した野党を再建・再生し、外交関係と合わせて力のある主張を展開する一年にしたいと思います。今年は厄が明け、春には43歳になります。ケネディがアメリカ大統領、ブレア、キャメロン両氏が英国首相、そして前原さんが民主党代表に就任したのがいずれも43歳でした。この年で重責を担われたことに、深く敬意の気持ちを抱きつつ、より大きな自覚をもって今年も頑張りたいと思います。
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