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〜 トピックス 2013年 〜
■ 臨時国会
当初は原発汚染水、消費税引上げなどが注目されていましたが、後半は秘密法一色でした。1.第三者の目が入らない、2.国会の秘密会にも明らかにしない、3.30年の期限が守られない、の三点で非常に問題の多い法案だと思っています。民主党が提出した情報公開法案、そして公文書管理法案など、蓄積ある野党として真っ当な対応だったと思っています。最終盤に提出した内閣不信任案も、ご批判もあるかと思いますが、ここで提出しなければ、提出するときはありません。党としてはっきり意思表示できたことには意義があると思っています。一年間、慎重な政権運営が見えた安倍政権、自民党ですが、ここへ来て、少し驕り、油断が見える。そう感じます。
■ 外務委員会
数年に一度、必ず外務委員会に所属し、外交・安全保障問題について自分なりに知見を深めたいと思っています。政権再交代から一年が経とうとしているのに、未だに中国、韓国という近隣重要国との首脳会談が実現していません。靖国参拝や尖閣問題などがアキレス腱となっています。また、突然の中国の防空識別圏の設定に際しても、対中、対韓の対話が成り立たず、アメリカ頼みの一辺倒です。私たちはあくまで国内では多様性の尊重、国際的には対外融和、これらを旨とした政治・外交の基本姿勢を大事にしたい。質疑を通してあらためてそう感じました。
■ 野党流動化
江田さん始め14名の離党により、みんなの党が分裂しました。これから野党界が流動化することは避けられません。新たな秩序を産みだすまでの避けがたい混乱の始まりだと思います。だからと言って野党の野合では話になりません。個人の尊厳、多様性の尊重、成長と公平の両立、改革勢力、そして対外融和。これらを旨とした野党の政治勢力の大同団結に向けて頑張りたいと思います。
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■ 臨時国会
6月26日に国会が閉会して以来、3か月半ぶりに臨時国会がスタートしました。もちろん参院選や地元活動を始め貴重な閉会中の時間ではありましたが、福島の汚染水、消費税引上げ、社会保障の立直しなど議論すべきテーマが放置され続けていました。56日間の会期、しっかり頑張りたいと思います。私は内政、外交のバランスをとりながら委員会所属を考えて来ましたが、今国会では外務委員会と、定数削減や選挙制度を扱う政治倫理選挙制度特別委員会に所属します。
■ 行財政改革総合調査会
枝野さん、玄葉さん、前原さんなどかつて党の中枢を担った先輩方が党総合調査会長として憲法やTPP、行財政改革などを担うこととなりました。前原行財政改革調査会長のもとで事務局長として、与党時代に行った行革のフォローアップや、新たなテーマの掘り下げ、合わせて、地方財政や社会保障を含めた財政改革の本丸を議論して行きます。何度か開催した役員会、総会では長期的な視点、特に人口構成の変化や人口減少の問題など、かねてから私が問題提起していた日本の構造変化に話が及んでいます。本質に行き当たる日も近い、そう感じながら頑張りたいと思います。
■ 野党連携
巨大与党に対峙するには貧弱な野党群になりました。野党再編や政党ブロック論などいろいろな構想がありますが、まず整えるべきは価値や政策の共有と、人を知ること、の二つだと思います。各党の若手を中心に社会保障の世代間格差を是正する勉強会、そして国防に関する勉強会にそれぞれの呼びかけ人として関わります。地道に実直に焦らず、じっくりと今後の野党連携の可能性を探って行きたいと思います。
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■ 閉会期間
6月26日に通常国会が閉会して2か月が経過しました。途中、参議院選挙を挟みましたが、これだけまとまった閉会期間は実に7年ぶりです。2007年の参議院選挙で衆参がねじれてから、ほとんど毎年、事実上の通年国会、年中国会が開かれている状態が続きました。よくも悪くも衆参のねじれが解消した今、法案や予算審議を政局の種にしないこと、と同時に、私たち野党議員はしっかり地元を回って、一人でもたくさんの方にお目にかかり、直接思いをお聞きし、お声を預かる、そのことに尽きます。
■ 夏場の草取り
こうした国会閉会中の活動を「夏場の草取り」と表現されたのは小沢一郎さんだったでしょうか。高校野球に懸命だった私にとっては、むしろ「冬場の走り込み」というイメージです。有権者の皆様からお叱り、ご意見、ご質問、日々の暮らしや仕事の中から芽生え、抱える、実感のこもった思いをお預かりすることは、私たちにとって生命線です。今夏は海外視察に出ず、しっかりあいさつ回り、街頭演説、じっくりと地元で活動させていただいています。
■ 長期ビジョン
それと合わせて、是非この夏取り組んでいるのが、長期ビジョンづくりです。この10年、特に政権担当の3年3か月を振り返って、残念で、無念で、反省することしきりなのは、この国の将来に関する長期構想を持ちえなかったことです。私自身、理由あって、背景あって、思いあって、この政界に飛び込みました。この10年、考えに考え、調べに調べた、私なりの信条とビジョンを、この際しっかりまとめあげたいと思っています。それを、今後の政治活動を貫く骨格に据えて、さらに飛躍したい、そう決心しています。
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■ 参院選香川選挙区
香川選挙区では事実上無所属の植松さんを個人的に支援しました。10年来の同志関係、政策的な近さ、そして将来の野党再編の可能性、これらを全て考慮しての判断でした。歓迎してくださった方、お叱りをいただいた方、様々でした。いずれにしても結果は大差での敗退。植松さんも全力を尽くしての闘いでしたが、安倍政権への支持には岩盤のように厚いものがありました。この結果を厳しく受け止めさせてください。
■ 民主党大惨敗
全17議席、結党以来の大惨敗でした。1人区での敗退は政権担当期間への厳しい評価、複数区での敗退、共産党への敗北は、その後の党運営への有権者の不信任、そう受け止めております。党常任幹事会においては代表に体制刷新に向けての進退の決断を要請しました。続投への意思は固く当面このままの状態が続くこととなりますが、党再建に向けた道筋はこれまでになく視界不良です。本当に苦しい状態が続きます。
■ 今後の党再建と野党結集
これだけの巨大与党が誕生した今、バランスのとれた政治状況をつくるためにも野党の結集は不可欠だと思います。しかし、党再建の道筋が見えなければ、他党との関係を語る資格もありません。いかにして国民の皆様からの信頼を再び得て、推進力を取り戻すのか。私たち若手の可能性と、今現在の力不足との葛藤に悩まされています。苦しいですが、あきらめず、粘り強く頑張りたいと思います。
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定数削減が未実現であることを本当に申し訳なく思います。都議選も本当に厳しい結果でした。来月の参院選、党籍は離れたものの、植松さんと緩やかに連携し、せめて出直しのきっかけだけでもつかみたい。そんな思いです。
■ 衝撃の都議選
野党第一党どころか、公明党、共産党に続く第四党という衝撃の結果でした。私どもが肌身に感じている以上に、有権者の目はさらに厳しく冷めている。あらためて思い知らされました。維新の会が急速に失速したものの、その支持は一方は自民党、もう一方は共産党へと流れただけでした。消極的敵失ではどうにもならない現実をあらためて突き付けられました。
■ 10年の節目
そういう厳しい中ですが、2003年、日本の将来を何とか立て直したい、一心にその思いで政治を志してから10年の節目を迎えました。お祝いなどという浮かれた気持ちは全くありません。しかし、まずはこの間の温かいお支えや励ましに心から感謝したい。そして、あらためて原点を見つめ直し、現在地を再確認して、未来への太い線を引き直したい。そんな気持ちです。はるかな夢だった政権交代があまりにも早く実現し、そしてあまりにも早く挫折した。申し訳ない思いを引きずったまま、全ての経験が糧になる、そう信じて次の10年へと向かいます。
■ 構想の10年から実行の10年へ
苦悶し続けた10年をここで一たび決算させてください。民主党政権に最も欠け、そして今の安倍政権にも当然不足しているもの。それが次代の国家ビジョン。長期構想。決して耳障りの良い話ばかりではありません。しかし、人口減少、超長寿社会、新興国の台頭、こうした重い課題に世界に先駆けて向き合う日本が、いかなる解決策を提供すべきか。そしてそれは世界にとってどんな価値があるか。その方向感を指し示すことに全力を注ぎたいと思います。構想の10年から実行の10年へ。今まで以上に政治家としての寿命、減価償却を意識しながら前に進みます。
■ 小豆島の離島指定
選挙区として愛し続けた小豆島の地が、改正離島振興法のもと、支援地域指定を受ける見込みとなりました。本当に嬉しい。地方議員年金制度の廃止と並んで、自ら取り組んだ大きな政策課題のひとつです。先に述べた人口減少や長寿社会、いずれも本土の数十年先を往っている島の現実。その未来を真剣に考えたいと思います。
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国会も終盤、また都議選や参院選も控えます。心して頑張りたいと思います。
■ ハネムーンの終わり
政権再交代から5か月が経過しました。依然として安倍政権の支持率は高い状態にあります。しかし、冷静な議論をも許さない雰囲気だった最初の100日間に比べて、アベノミクスは本当に国民生活を良くするのか、日々の仕事、暮らしは良くなったのか、、、株高や資産価値の上昇はバブルの予兆ではないのか、不当な格差拡大につながらないか、そんな冷静な問題意識も見聞きするようになりました。落ち着いた政治状況の中でしっかり冷静に議論し、検証して行きたいと思います。
■ 参院選対応
党香川県連幹事会、第1区支部大会が行われました。参院選について、(1)独自候補の擁立は行わない。(2)各自の自主的な支援活動は自由。(3)今後は党本部の判断に一任。
が決定されました。離党後も同一会派にとどまっている植松さんへの配慮と同時に、巨大与党に対して野党勢力がまとまらなければならない。苦渋の判断です。私自身、可能な範囲で植松さんの力になれるよう努力したいと思います。ご批判、お叱りを十分受け止めながら、前に進みたいと思います。
■ 健全な野党勢力
従軍慰安婦問題等に関する橋本共同代表の発言をきっかけに維新の会が急速に失速しています。憲法改正や対外強硬論に象徴される安倍政権の右傾化と合わせて、維新の会も非常に特異な立ち位置にいます。数の上では激減した民主党ですが、やはり、社会の多様性と互いの助け合いを旨とし、対外融和を進め、経済成長と適正分配の両立、そして不当な格差の是正、こういった大きな価値を立ち位置とする健全な野党は重要です。小さくなった民主党ですが、価値や立ち位置において、しっかり健全なポジションに踏みとどまり、ふんばりたいと思います。
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外の桜に比べて、党内はまだまだ厳冬。しかし冬の冷たさ、寒さ、厳しさこそが、我々に何がしかをもたらしてくれる。そう信じて、しっかり大事にしたいと思います。
■ 野党議員として
総務委員会、本会議で質疑、討論に立ちました。野党議員として久しぶりの国会論戦です。政権交代の成功と挫折、自民党が下野し政権に復帰した意味、地方交付税の配分操作で地方の人件費カットを要請する危うさ、参院選でお世話になる地方議員には給与カットを要請しないご都合主義、被災地にまでリストラを要請する理不尽、様々な論点を質しました。ご批判もいただいていますが、やはり野党の仕事は政権の行き過ぎや至らなさを検証し、牽制すること。しっかり役割を果たしたいと思います。
是非、 こちらでご覧ください!
■ 違憲判決
一票の格差について、相次いで違憲、一部には選挙の無効判決まで出されました。痛恨であり、本当に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。この点も含め、前回野田政権による解散は一体何だったのか。今でも理解に苦しむ点が多々です。と同時に、違憲状態のまま選挙に突入した民主党政権の一員として猛省せざるを得ません。いずれにしても、定数是正、そしてそれにとどまらず、定数削減に向けて早急に結果を出さねばならない。そう決意しています。
■ 参院選に向けて
山口の参議院補欠選挙で平岡氏を擁立する運びとなりました。大変厳しい闘いですが、責任ある野党として当然の姿勢です。香川の植松さんの離党問題。これも連休前後には結論を出したいと思います。なかなか野党共闘も思うように進みませんが、かつて少選挙区導入から民主・自由の合併まで、7年の歳月と5回の国政選挙を要しました。野党が一つになる必要性を体で分かるのにこれだけの時間を要したのです。今一度、同じ轍を踏むのか。野党共闘の必要性を国会の内外でしっかり訴えたいと思います。野党のつぶし合いは、必ず与党の怠慢と横暴につながり、その被害は国民に及ぶ。寄せ集めでバラバラではないかとの批判より、それでも一緒にいる価値の方がはるかに大きい。そう確信しています。
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綱領の改訂に党大会の議長、大仕事を終え少しほっとしています。これから国会と夏の決戦に向けて全力を尽くします。
■ 綱領の改訂
限られた時間ですが全党、全都道府県連との議論を重ね15年ぶりの綱領改訂を行いました。「生活者の立場に立ち、改革を進め、ともに生きる社会をつくる。」これが骨格です。「改憲と自助」の自民党に対し、「改革と共生」の民主党。「政界再編」のみんなの党に対し「恒久価値」の民主党。「社会の大幅なリセット」の維新に対し、「現実的改革路線」の民主党。それぞれの個性がよく対比できる綱領だと思います。※民主党綱領は こちらからご覧ください。
■ 植松さん離党
党香川県連から植松参議院議員が離党しました。大変ご迷惑をおかけしたことを深くお詫びします。刺客を擁立すべきという強硬論から、それでは自公を利するだけという柔軟論まで、党の規律を重視する立場と、現実の政治環境を優先する立場とが拮抗しています。少し時間をおいて冷静に対応を議論したいと思います。あらためてこのような事態に至りましたことを深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございません。
■ 自民党の砥石で終わるのか・・・
パーマ屋の私の母に言われました。「お母さんでも自民党政権に戻ってほっとした。」。。秘書にも言われました。「自民党政権に戻って世の中落ち着きましたね。」。。自民党は良くなった。率直にそう思います。極めて逆説的、皮肉ですが、それこそが政権交代の最大の成果。そうとすら思います。政権交代可能な政治を目指した私たちの初期の志でもありました。しかし、このまま終われば私たちは単なる「自民党の砥石(といし)」。再度返り咲いてこそです。大きなハードルが二つ。ひとつは負ければ100議席という相場を崩し、民主と維新が50、50で割ってしまったこと。そして首長や地方議会など踏みとどまるべき物理的な土俵が弱いこと。それだけに寄って立つところや目指す価値だけでふんばれるのか。相当な試練です。しかし、今度は私たちの番。冬の時代をいかに過ごすかで、人間も組織も値打ちが決まる。そう自分に言い聞かせて頑張りたいと思います。
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いよいよ通常国会が始まりました。野党としての再出発になります。健全な野党はどうあるべきか、それをしっかり念頭において今国会も精一杯頑張りたいと思います。
■ 通常国会
150日間の通常国会が開会しました。野党としての再出発です。野党にとっては国会論戦こそが最大の力の発揮のしどころです。しかし、野次に、揚げ足取り、日程の引き伸ばしといった旧来型の姿でなく、やはり前向きに健全に議論する新しい野党の姿。これを是非とも目指したいと思います。今国会では総務委員会、そして初めてとなる文部科学委員会に所属します。地域の振興発展、そして教育問題。しっかり取り組みたいと思います。
■ 安倍政権
失敗はここまで人を慎重にさせ、成長させるものか。安倍総理の政権運営を拝見して、野党の立場ながら手堅さ、慎重さを感じています。何より私が安倍総理から感じるのは、民意への畏れ(おそれ)、政権を運営していく事の難しさや厳しさといったことへの畏れです。為政者にもっとも求められる姿勢がこの畏れではないのか、そう感じます。
■ 党綱領
民主党の綱領の改定作業に事務局長として取り組んでいます。「民主党には綱領がない」よくそうしたご批判をいただきます。実は98年に結党した際、「基本的な考え方」を整理しており、ここが議論の出発点になります。しかし目標だった政権交代を成し遂げ、そして既に挫折した今、明らかにひとつの局面は終わりました。原点を再確認すると同時に、さらなる進化をとげられるか。長い再建の道のりの出発点がこの綱領の改定作業だと思います。
1、生活者の立場に立ち 2、共生社会をめざし 3、幸福のための成長をめざし
4、対外融和をすすめ 5、対話を旨とした政治を行う
この基軸をしっかり立てて議論して行きたいと思います。
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あらためまして旧年中は大変お世話になりました。ありがとうございました。本年もよろしくお願い申し上げます。本年が素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
■ 厳しかった総選挙
かつてない厳しさの中での総選挙でした。三年前は300に余った議席が実に57。そのような中で奇跡的に預かった大切な議席です。厳しい中でこそ学ぶことも多々あった選挙戦。これをしっかり今後に活かしたいと思います。多くの励まし、お支え、ご声援、そしてもちろん厳しいお叱り、その全てに心から感謝しております。
■ 再スタート
野党として再スタートを切ります。今年の抱負はずばり二つ。一つは新しい時代にふさわしい健全な野党とはどういうものか、その姿を追求したいと思います。野次や揚げ足取り、日程の引き伸ばし、こうした古い野党の伝統芸能を超えることができるのか。前向きに建設的に健全に国家国民のために仕事をする野党の姿。これが一つ目の大きな挑戦です。
そして二つ目、今年は参議院選挙が行われます。植松恵美子さんの再選に向けて全力を尽くして参る決意です。また私自身も政治活動に飛び込んで、7月でちょうど10年の節目を迎えます。国会でも三期目です。そろそろ全国区で活躍できる基盤をしっかり作りたいと思います。もちろん地元活動にもこれまで以上に力を入れ、「次世代で党を再建し、日本政治を再生させる」選挙の期間を通して訴えて来た思いを少しずつ形にしたいと思います。
■ 今年の役割
同い年の細野幹事長のもと、副幹事長として務めることとなりました。最大の仕事は党綱領の改定作業です。作業チームの事務局長として重要な役割を果たしたいと思います。あらためて結党の原点を思い返し、寄って立つべきところを明確にし、そしてこの成功と挫折の経験を踏まえて未来につなげる。重要な転換点にしたいと思います。
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