民主党 衆議院議員 小川淳也
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〜 トピックス 2011年 〜

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 2011年12月 

先週から金正日氏の死去、そして八場ダムの建設続行など、内政・外交ともに大きな出来事がありました。依然として、政権運営そのものに対して多くの厳しいお叱りをいただいており大変申し訳なく、心苦しく、悔しく思っております。12月も最後の週となりました。今週も社会保障と税のあり方をめぐって党内論議が大詰めを迎えます。

■ 社会保障と税の一体改革

社会保障と税のあり方をめぐって、私自身がこの間主張してきたことは以下の三つでした。
1. 長期展望を示すこと(その場しのぎでない本質的な議論をすべきこと)
2.うそをつかないこと(不都合な現実を含め真摯な姿勢で国民に事実を説明すべきこと)
3.まず自らが身を削ること(税負担を訴える前に議員定数や行革に自らが激しくとりくむこと)

1.長期展望については党調査会の現場では、私がゴールと考えて来た2050年の絵姿、そして1960年ごろから2100年にまで至る高齢化率や人口動態の変化を目の前に置いて議論する環境となり、関連した記述も盛り込まれる見込みです。

2.うそをつかない点については、消費増税が実は財政赤字の解消のためでもあることを、より率直に正直に示す方向です。

3.政治行政改革については、行革調査会が立ち上がると同時に、議員定数の削減に関しても記述される見込みです。

消費増税は避けられない課題であり、正面から向き合わなければならない課題です。それにしても任期や国政選挙との関係も含め、もう少し戦略的な取組ができないものか、という思いは依然抱えたままです。 しかし、これが今回の総理の固い決断であり、あくまで今やらなければならない議論であるとすれば、それが少しでも社会の持続可能性、国民の安心感や信頼感、国民生活の向上・発展、そして国民の納得感につながるものとなるよう、全身全霊をかけて貢献したいと思っております。 厳しい寒さの年末です。どうぞくれぐれもお気を付けください。
震災に始まり、震災に終わろうとしている2011年も間もなく暮れようとしています。どうぞ良い新年をお迎えください。

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 2011年11月 

震災予算も成立し、国会会期も残すところ二週間となりました。依然として課題は多い状況ですが、最後までしっかり取り組みたいと思います。

■ 大阪秋の陣

大阪のダブル選挙、維新の会の圧勝でした。橋下氏の政治手法には危うさを感じることも多々ありますが、さすがにあの若さゆえの突破力、そして4年の任期中に市議会や府議会まで制してしまった実績には舌をまくものがあります。ただ大阪都構想には疑問も残ります。二重行政の排除はとても大切な課題ですが、これから近畿州や、関西広域連合の将来を考えれば、むしろ州都たるべき大阪市の機能を強化し、府や県をこそ再編すべきではないかと思うからです。 いずれにしても今回の民意は、私ども民主党政権、そして自民党を含めた既存政党に向けられた有権者の不満、怒り、失望であることを真摯に受け止めたいと思います。衆議院の任期は長くともあと一年半。残された時間はあとわずかです。初心に照らして恥ずかしくないか、悔いはないか、後悔は残らぬか、心したいと思います。

■ TPP交渉

TPP交渉参加に向けて協議に入る。総理の決断を支持したいと思います。しかし手放しではありません。ヨーロッパやアメリカ、韓国などと同等の農業所得補償の拡充とセットで決断すべきです。いろいろと不安のお声もたくさんいただいています。しかし、内部で変化することは苦手な島国日本も、ひとたび外圧にさらされると驚異的に変革を遂げてきたのもこの国の歴史です。プラザ合意による円高、オイルショック、敗戦に黒船。いずれもこの国が見事に変貌を遂げるきっかけとしてきました。その可能性を強く信じたいと思います。

■ 消費税論議

消費税論議が行われています。現在の2倍まで高齢化率が上昇することを前提にすれば、もはや「若い世代が高齢者を支える」仕組みを維持することは不可能であり、全世代で負担するための消費税の引き上げを真面目に、真剣に討議しなければなりません。しかし、その前にやるべきことがある。私は強くそう思います。議員定数の削減、公務員人件費の削減、天下り法人の統廃合、こうした課題が先ではないか。強くそう思います。
政権が民意とかけ離れれば、もはや未来も存在意義もありません。

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 2011年10月 

10月は体調を崩し大変失礼いたしました。第3次補正予算の成立、そしてTPPをめぐる議論など始まった臨時国会も気が抜けません。あらためて心して取り組みたいと思います。

■ 10月の講演会

日本の将来を睨んでの講演会、多くの皆様がご参加くださいました。高齢化率40%の時代を見据えて、年齢不問・生涯自立型の社会制度の設計。同時に超高齢化でも安心の社会保障の実現。人口減少時代だからこその本格的な交流の拡大。さらにエネルギー環境分野で世界の先頭を走る。心意気には多くの方から反響をいただきました。これらの政策実現に向けては、結局、ひいては、「政治家と有権者の関係性そのものの変革」を伴う作業であり、最も本質的な挑戦である。そのことをあらためて心したいと思います。

■ 陸前高田市へ

10月16日、陸前高田市へ香川の皆様30名あまりとボランティア作業に向かいました。小学6年生から87歳の先輩まで様々な皆様のご参加に心から感謝です。現地ボランティアセンターの看護スタッフの方は香川の方でした。「四国からあまり来ないから、香川県民として涙が出るほど嬉しい。」一同その言葉に胸を打たれました。「細く長い支援をお願いします」現地の皆様の切実なお声です。今回の経験を皆様とともに香川でも共有の輪を広めたいと思います。

■ TPP

党内外がTPP問題で揺れています。私は基本的に諸外国との交流の拡大に賛成の立場です。しかし、今の農業政策のままでは大変な苦境が予想されます。韓国ですら年間1兆円近い所得補償予算を確保し世界の自由貿易市場と向き合っています。日本との比較で言えば、GDPや農業生産額を考慮すると3兆円から5兆円規模で農業を支援することと合わせての選択になると思います。報道で拝見した山形県の農家の方のコメントが印象的でした。「あえて自由貿易に参画することで、むしろ農業への抜本支援や農政の抜本改革が進むのではないか。」リスクをとり、変革を恐れず、勇気をもって次の時代へと一歩あゆみを進め、そこで出てきた修正点や矛盾をむしろてこにして、国内の構造改革に一層のスピード感をもって対応する。こうした努力の積み重ねが今後の日本にとって必要な道筋ではないかと思うのです。 それにしても党内合意、国民的合意形成を行う過程は極めて大事。責任は極めて重大です。

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 2011年9月 

予想以上に大きい台風被害でしたが大丈夫でしたでしょうか。これからもしばらく台風の季節です。どうぞくれぐれもお気を付けください。野田新政権がスタートしました。本当にラストチャンス、背水の陣の心づもりでみんなで力を合わせて頑張りたいと思います。季節の変わり目を迎えますが健康にご留意いただき元気にお過ごしください!

■ 通常国会閉会

70日間の延長を含む220日間の長い国会が終わりました。3月には東日本大震災、6月には内閣不信任案をめぐる混乱、そして最終8月には民主党代表選挙、本当に様々なことがあった国会、この間皆様には大変ご迷惑、ご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。一方で震災関連を始めとした提出法律案は8割近くが成立。自民党政権時代が9割、衆参ねじれ時代(民主が野党)が7割、前国会は5割という結果でしたから、与野党の協力関係に一定の成果が見えて来た国会でもありました。

■ 野田新政権のスタート

総理自ら「どじょうの政治」とおっしゃるとおり、これまでのように派手さやパフォーマンスはないかも知れませんが、あくまで実直に地道に仕事を前に進めて、成果で国民の皆様の期待に応える。そんな本格的な政治を是非とも期待したいと思います。民主党にとってもラストチャンス、背水の陣、本当にみんなで力を合わせて頑張らなければなりません。私自身、引き続き政調副会長として前原政調会長をしっかり支えて参りたいと思います。

■ これからの日本

一方で安倍政権から6年で6人目の総理の誕生。やはり今までの政治の延長線上に未来を感じることはできません。これまで成長期にあった、あるいは成長期の幻想を拭い去れなかった日本で、大きく頭を切り替えなければならないときが来ている、私にはそう思えてなりません。その状況の変化を的確に捉えた上で、長期展望をしっかりもった上で、目の前の課題を一歩一歩乗り越えていく、そんな政治が必要だと感じます。
そんな私自身の思いを込めた秋の広報誌を準備しております。厳しい内容を含むものですが、現実を直視し、将来の日本を展望するものです。どうかお目通しくださいますよう心よりお願い申し上げます。また来月にはそのような内容を含む本格的な「小川淳也講演会」、同時に震災から半年、被災地を応援するツアーの企画など、国会以外の活動も頑張りたいと思います。どうぞご参加くださいますよう心よりお願い申し上げます。
最後までお目通しいただき本当にありがとうございました。季節も変わりますがどうぞくれぐれもお身体にお気をつけください!

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 2011年7月 

三度目となる被災地、今度は原子力被害の福島へ参りました。国会は与野党の駆け引きばかりが報じられていますが、一方で原子力被害への対策も総務省・総務委員会で進んでいます。こうしたこともしっかり伝わるよう努力したいと思います。

■ 三度目となる被災地へ

三度目となる被災地訪問は原子力被害の中心である福島県です。郡山市長さん始め地元自治体の皆様から様々なお話をお聞きしました。報道では子ども手当の所得制限、公債発行法の取り扱いなど与野党の攻防ばかりが報じられていますが、一方で、原子力被害の被災地での税負担の軽減、また県内外へ避難された住民の皆様が住民登録をしなくても学校や介護など公共サービスを受けられるための法律改正、こうした地道な対策が進んでいます。

■ まだまだ続く被災地の困難

入居中または建設中の仮設住宅、震災で使用できないほど被害を受けた市役所庁舎、体育館やホールでの役場業務、入浴サービスに汗を流しておられる自衛隊員の皆さん、まだまだ被災地での困難が続いています。一方で、郡山駅前広場でマスクも帽子もかぶらずに夏休みのひとときを楽しんでいる子ども達の様子が印象的でした。原子力災害はいつ完全に終わるともつかない、長い闘いも想定されます。地元町長さんがおっしゃいました。避難された住民の方から、「いつ戻れるんだ?」、「戻れないなら、戻れない、はっきり言って欲しい。それによって人生設計も大きく変わる」、、胸の痛む切実なお声です。

■ 補正予算、復興計画

第二次補正予算も成立しました。第一次とあわせると6兆円。想定被害総額の約3分の1となりました。阪神大震災時も被害総額約10兆円に対して初年度約3兆円の対応です。規模としては相当程度のものとなっています。あとはこれらが実効あるものとして、スピーディに被災地に届かなければなりません。

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 2011年6月 

終盤国会、本当に情けなく申し訳ない事態が続いております。そのことを恥ずかしく感じながらも、国会に議席を預かる人間の一人として、延長国会に全力で臨みたいと思います。

■ 延長国会

6月22日までとなっていた今国会の会期が大幅に延長される見込みです。3月11日の与野党の協力のもとで震災以降、復興基本法、税制特例法などの成立が図られてきました。しかしここへ来て再び与野党間のせめぎ合いが、国民不在の政治状況を作り出しており本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

■ 内閣不信任案

6月2日、野党から内閣不信任案が提出されました。震災対策のこの時期にもっての外だと思う一方、党内の分裂様相など野党側にスキを見せた民主党の責任も重大です。私自身、大差での否決を目指して党代議士会での発言や本会議場での説得など自分なりに最善を尽くしました。残念ながら造反を完全に防ぐことはできませんでしたが、結果的に不信任案を大差で否決したこと自体は、本当に反省点が多いと思う一方、政権党として未熟な民主党が成長するためにも、くぐり抜けなければならないひとつの試練だった。。お粗末なてん末を自覚しつつも、そんな感想を合わせもっています。

■ 代議士会

私自身の発言のうち「小沢さんの気持ちを想像して欲しい」という場面だけが強調されているようです。正確には「@菅総理、鳩山前総理への敬意。A小沢さんへの配慮。B国会議員全員のそれぞれの責任。C野次は礼節と互いの尊厳を犯さない。D被災者の皆さんがお示しになっておられる以上のお互いの忍耐と寛容。」これらを筋道を立てて主張しました。 これらの意見に対しては党内からも複数の激励をいただき自分自身にとっても励みになりました。

■ 総理の交代

根本的な状況は全く改善しておらず、今しばらく総理大臣の交代を巡って国会の不安定な状態は続きそうです。本当に申し訳なく心苦しく思います。これで6人目の一年前後での総理の交代の可能性もあります。結局新しい時代にかなう総理大臣の資質や能力、タイプ、モデルが未だ見出されていないのだと思います。人口減少、経済の低成長時代に適合する総理大臣像です。無私の志、将来を的確に構想する力、国民に説明し説得する能力、納得され、信頼される人格、これらを兼ね備えたリーダーが必要です。

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 2011年5月 

■ 再び被災地へ

5月10日、11日、再び被災地岩手へ参りました。40日前はレンタカーでしたが今回は新幹線。復興の力強さを感じます。しかし大船渡や陸前高田は少し減ったとは言えまだガレキに覆われています。地元の市長さんの言葉、「あれだけ多くの犠牲に応えるには環境や雇用環境で世界最先端の街を作り直すしかない」、「今は関心も注がれ支援も多いが、長い取組になる。どうかこれからも気にかけていただき長期的な支援をお願いしたい」、いずれも胸に刺さる言葉でした。しっかり心したいと思います。

■ 沖縄振興

10年ぶりに復帰以来40年継続してきた沖縄振興計画の改定が予定されています。沖縄県庁で社会人、家庭人としてのスタートを切った私です。新たに設置される沖縄政策プロジェクトチームで事務局長を務めることになりました。計画の策定主体、補助金の在り方など様々な論点があります。地域主権改革の先駆けとして、成長するアジアへのゲイトウェイとして、沖縄の可能性を最大限花開かせ、ひいては日本全体に波及させる、大いなる志をもって臨みたいと思います。

■ Beフラット

開高健賞作家の中村安希さんの著書「Beフラット」が出版されました。
私自身が取材をいただいたことももちろんありますが、これまでこれほど感銘を受けた本はありません。
今の日本が抱える構造問題、若い世代の絶望や閉塞感、小説風の引き込まれる文章、本質への肉迫、表現の的確さ、わずかに指し示す一筋の未来に向けた光、これからの時代に生きる私たちにとってのバイブルと言っても過言ではない、そこまでの感想を持っています。是非お読みいただけると幸甚です→こちらをご覧ください。

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 2011年4月 

■ 震災対策

国会は連休返上で、震災対策のための予算案、法案の審議に入ります。4兆円余りの予算によりガレキの撤去などに全力を尽くすことになります。また財源についてはなかなか、国債でという訳にも参りません。子ども手当や高速道路を含めて一部公約の見直しなどを通じて財源確保を図ります。今回は当面の対策が主ですが、次なる本格復興に向けた第二次予算、法案についてはさらに抜本的な議論が必要です。

■ 被災地へ

地方選挙前の3月30日、被災地である岩手県陸前高田市へ救援物資をレンタカーに積み込み、同僚議員とともに災害対策本部と避難所を訪問させていただきました。ガレキの山となり、野球場も水没してため池のようになっているその風景に言葉がありませんでした。小豆島のお醤油を救援物資として持ち込みました。とても喜んでいただきありがたく思っております。最初は水とおにぎり、続いて味噌と醤油、そしてシャンプーリンス、歯ブラシ歯磨き粉、徐々にではありますが被災地の生活水準が向上しているのだと思います。的確に被災地のニーズにこたえていかなければなりません。

■ 地方選挙

香川県議会議員選挙を初めとして多くの地方議会の改選が行われました。香川県第1区総支部では、県議4名、市議5名、町議1名、合計10名の公認候補を擁立しましたが、結果的に5名が当選、5名が落選という大変申し訳ない結果となりました。
積極的な擁立(前回4年前には6名を擁立し5名が当選)に努めましたが、中央政治の影響で選挙そのものが逆風となり、さらに震災の影響等で投票率も低下、ほぼ全員が下位に位置づけられた結果、折しも重なった定数削減の影響が直撃しました。
このような中で当選された議員の皆さんのご活躍を祈ると同時に、残念ながら落選した候補の皆さんも本当に良い人材をたくさん擁しておりましたので、今回の経験から何かをつかみとって今後に活かしていただきたく、また応援して参りたいと思います。
厳しい選挙戦の中、ご支援くださった皆様に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

■ 議員年金

国会議員年金が5年前に廃止となりました(受給資格のある人への支給は継続)。残る地方議員年金制度についても、総務省政務官時代から責任をもって取組み、党に戻ってからは議員年金プロジェクトチームの座長として議論して参りました。結論として受給資格のある方への引き続きの配慮を行いつつ、制度を廃止することとなり、廃止法案が本日、衆議院総務委員会で審議・採決されました。
大変多くの皆様にお力添えいただいての結論ですし、ここまでこぎつけることができたことに深く感謝申し上げます。今後議員の処遇や議会の在り方そのものについて本質的な議論が必要です。今後ともしっかり頑張って参りたいと思います。

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 2011年3月 

「国民1割・公務員2割・政治家3割」それぞれ痛みを分かち合う私の提案を新聞のコラム欄が報じてくださったため大きな反響をいただきました。衆参400名の民主党全議員に手紙を記させていただき、賛同の返信は50通、応援の声掛けは40名、高い壁ですがとにかく若手が行動を起こさなければなりません。
是非こちらの新聞記事をご覧ください→http://www.junbo.org/eizou/110219asahi.html

■ 改革のスタート「1割・2割・3割の改革」

「国民が1割、公務員が2割、政治家が3割」痛みを分かち合う。国家予算を1割(20兆円)削減し、半分でマニフェストを修正実現。同時に半分で借金を減らし日本の借金体質を脱却。国民生活に多大な影響を及ぼす改革案を遂行するに当たり、その前提として、政府の社員たる公務員人件費を2割削減。ましてや国家の役員たる国会議員は議員定数、歳費、文書交通費、政党交付金すべて洗いざらい見直して最低3割削減。それが私の唱える改革のスタートプラン「1割・2割・3割の改革」です。しかし、それは本当に必要な改革に向けた、本当の山に登るための身支度を整えるに過ぎません。1〜2年以内にその身支度を整えたら、いよいよ改革の本丸、「税と社会保障」、「農と開国」、「国と地方」、本当の改革に向けて出発しなければなりません(改革の本丸についての内容は是非またご説明させてください)。

■ ラジオ放送の休止(御礼とお詫び)

昨年暮れから、毎週月曜日、FM高松815をお借りして小川淳也の国会報告をお送りさせていただきました。残念ながら快く思わない方から苦情もあり、番組を休止させていただくこととなりました。楽しみにお聞きくださった皆様、本当に申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。またこの間ご視聴いただいた皆様に心から感謝を申し上げます。私としては政治家と有権者のパイプを太くすること以外に政治を良くする道はない、そんな志を持って始めた試みでした。しかしもちろんそれを快く思わない方々がおられることも良く理解できます。しかし、そうした方も含めて機会が公平に提供され、公明正大、均等・同等に開かれたメディア環境が望ましいことを主張しました。が、残念ながらこれ以上一生懸命経営に努力され、頑張っておられるFM高松の皆様にご迷惑をおかけする訳にも参りません。この際ひとまず休止させていただくことになりました。何卒お許しください。しかし、もちろん、全てのメディアが様々な立場をとる政治家に広く開かれ、機会均等、公明正大、公平・透明に提供されている、そして有権者の皆様が気軽に様々な立場をとる政治家の意見や考え方に・・・・・アクセスできる環境が理想である、そうした気持ちは一切変わりません。今後もその理想に向けて頑張りたいと思います。短い期間でしたが皆様本当にありがとうございました。

■ 春のふれあいパーティー

今年はゲストに片山善博総務大臣をお迎えして「春のふれあいパーティー」を開催させて頂きます。ぜひこの機会に多くの皆様とお目にかかれますことを心より楽しみにしております。
日時:3月21日(月・祝)13時30分〜15時
場所:高松国際ホテル瀬戸の間
ゲスト:片山善博総務大臣
会費:1,000円 ※小学生以下無料

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 2011年2月 

■ 予算委員会

今国会では予算委員会、総務委員会、新設された科学技術・イノベーション推進特別委員会に所属することになりました。野党時代以来、3年ぶり、3回目の予算委員会です。勝手は異なりますが国会序盤にして最大の山場であるだけにしっかり頑張りたいと思います。

■ 質疑

政権交代してから初めて質疑に立ちました。野党時代は全部で70回近く質疑に立ちましたが今回実に一年半ぶりです。@マニフェストの変更には最初に提案したとき以上の説明責任が求められること、A議員定数削減や歳費の削減など国会改革こそが最初に行われるべきこと、B税と社会保障改革は高齢化率が40%に到達する2050年をターゲットに具体的に描くべきこと、そして離島のガソリン税の負担軽減や瀬戸大橋をはじめとした高速道路などについて質疑を行いました。(ぜひ衆議院TVからご覧ください)

■ 東京国政報告会

2月10日(木)ルポール麹町にて開催いたしました。本当にたくさんの皆様が足を運んで下さり深い感謝の日となりました。中学、高校、大学の同級生、先輩、後輩の皆様。お世話になった中央官庁の皆様。メディアの第一線で活躍している皆様。企業・団体関係の皆様、本当にありがとうございました。いわゆる政治資金パーティの性格でなく、一種の対話集会、とまどわれた皆様も多かったのではないかと思います。挑戦を決めた昨年暮れから本当に大きな重圧を感じておりました。当然党の一員であることを心しつつもやはり次代に責任を負う若手の一人として長期的、本質的討議にも志を抱いておりました。長時間お時間を下さった皆様にあらためて深く感謝申し上げます。今回東京の若手後援会の皆様に本当にお世話になりました。志と力に満ちた応援に頭の下がる思いです。それにしてもひとまずは無事に終わって本当にほっとしました。ありがとうございました!

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 2011年1月 

■ 四十歳

今年いよいよ40歳の節目を迎えます。「三十にして起つ、四十にして惑わず、、」と孔子が遺したのは2600年前、その心境を目標に掲げて来ただけに、今年は新たな心持でスタートを切りたいと思います。一方、数えで41歳の今年はいわゆる前厄でもあります。肉体と精神のバランスが崩れる時期、そんなことも気にかけつつ大胆に、しかし堅実・慎重にここからの3年間を大事にしたいと思います。

■ 初めての東京国政報告会

2月10日(木)19:00からルポール麹町で、東京国政報告会を開催させてください。初めての挑戦です。今の政治を申し訳なく思います。しかし今年は若手が頑張る年にしたい。そして国会に参って5年、今年初めて東京での一歩です。でもよくある会費2万円、ゲストがお話になられるという会とは趣きが異なります。報告会の会費はゼロ、懇親会も実費のみ。ゲストはなし。自ら演壇に立たせていただきたく思っております。政治資金のためでなく、あくまで言葉と対話を重視した政治家の姿を東京でも目指してみたい。そんな志を形にしていくための試みです。皆様には何かとお忙しい毎日、本当に心苦しい限りですが、政治に新しい試み、世界を切り開いて行くための挑戦に、どうかお力をお貸しください。ご参加を心待ちにしております!

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