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トップ>活動報告>第43回総選挙>総選挙に思う
〜 2003年 第43回総選挙に思う 〜
■ 五十つめてなお六十・・・
二大政党制への大きな流れが決定的となった今回の総選挙、そんな中”民主党躍進”という表現も随所で見られました。確かに民主党は 前回の 137議席から 177議席へと プラス40の 議席増。 対する自民党は 選挙前の 247議席から 237議席へとマイナス10の議席減。結果、50議席その差を詰めましたが、依然として 差はなお60議席。「五十つめてなお六十」。今回の総選挙をひとことで言い表せば私にとってはこの言葉になります。 確実に追い詰めつつあるベクトル(方向感)と、それでもなお遠い道のり。
■ 300小選挙区のうち177選挙区に現職議員
比例復活を含めると、民主党は今回の総選挙を経て、全国300地域(小選挙区)のうち過半を超える177の地域に現職議員を擁する 政党となった。党の指針として比例単独候補を認めていないため、民主党の比例復活議員は全て独自の選挙区を持っている。 この全国177の地域で実際にバッジを付けて日常活動している(しかも若手が多い)民主党所属の現職議員 たちは、必ずや次の総選挙での政権交代(177のうち151の地域での勝利)に向けて確実に素地を整えていくに違いない。
■ 香川一区の選挙結果に思う
香川一区の選挙結果は以下のとおりです。
小川淳也(民主) に投票していただいた方 |
62,939 人 |
平井卓也(自民) さんに投票された方 |
79,298 人 |
加藤繁秋(社民) 〃 |
12,280 人 |
石川明克(共産) 〃 |
5,764 人 |
大西賢治(無所) |
910 人 |
投票に行かなかった方 |
140,075 人 |
どなただっただろうか、(自分の)子ども(たち)に対して説明できる理由をもって投票に行こう!とおっしゃた方がいた。あなたは何故 ○○さんに投票したのか、あるいは何故投票に行かなかったのか、自分の子どもに対して、お孫さんに対してきちんと理由を説明できるだろうか。
■ 香川一区の選挙結果に思う(続1 香川は保守王国!? )
上記の結果を見てもお分かりいただけるとおり、82,000票近い全野党(無所属を含む)の得票は自民現職の得票を上回っている。 全国ほとんどの選挙区で実現している非自民、非共産の民主・社民共闘票も、75,000を 超えている。互角に近い。この結果を見てあなたは”香川は保守王国”というありきたりの結論付けに終わらせるだろうか。 いやいや大丈夫。香川には目先利益誘導型の政治にそろそろ決別しよう(させよう)という市民的良識、そして良心が十分にある。十分にある。
■ 香川一区の選挙結果に思う(続2 ”一区現象”!? )
2000年の総選挙から”一区現象(県都など都市部で非自民系候補が勝利した現象)”ということが言われた。香川一区の選挙結果について少し立ち入ると・・・。
<高松市内での惜敗率>
小川淳也の得票数 57,779 票(惜敗率 87.15%)
平井卓也さんの〃 66,295 票
<小豆島等での惜敗率>
小川淳也の得票数 5,160 票(惜敗率 39.68%)
平井卓也さんの〃 13,003 票
香川一区の有権者は高松に約27万人、小豆島等に約3万人。これほど大きな島嶼部を抱える一区というのは全国にもない。この結果 を見る限り、島嶼部における投票行動は明らかに市部とは別もの・・・である。同じ郡部でも香川町や国分寺ではその投票行動が 高松とほぼ同様(民主候補の自民候補に対する惜敗率はそれぞれ、87%、100%)であることと比べると対照的である。 痛恨。認識不足。甘い。
■ 恐るべき公明党の影響力
衆議院が解散した際に断じた。今回、この時期に衆議院を解散せねばならなかった理由は、 公明党が今夏の衆参同日選挙を嫌ったこと以外に見当たらない。そして国会において過半数割れしていた 自民党を救っているのは、公明党の34議席。さらに各選挙区において、公明党の組織票なくして当選できる自民党候補者は 一体何人いるのか!? 香川一区でも23,000を超えている公明組織票。その影響力は計り知れない。
いずれにしましても本当に100%ボランティアで、仕事を休んで、そして、家事の合間に、善意で、無欲でお力添えをいただいた 皆様、本当にありがとうございました。心から重ねてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。もちろん結果につながら なかったことは痛恨です。残念で仕方がありません。申し訳なく思っております。しかし、お金も組織もない小川陣営がまさに 選挙の”せ”の字も知らない人たちを中心に、短期間で、よくあそこまで闘えた。最終的にはそのことへの感謝の念が 勝らねばならないことは言うまでもありません。本当に本当にありがとうございました。
しかし、いよいよ次回に向けては今回と同様の闘いでは闘い抜けない気がしています。そして 何の背景もない私が、そのような闘いをまっとうしていくためには、これまでとは比較にならないほど、あらゆる面での資質が、そして これまでとは比較にならないほど厳しく、問われつづけるのだと思います。皆様、本当に本当にありがとうございました。
<↓お礼と反省、そしておあずけになったケーキ・・・(ありがとうございました)>
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